劇場版 マジレンジャー&仮面ライダー響鬼 感想

おとといのことですが、ついカっとなって観てきちゃいました。
劇場版響鬼仮面ライダーで時代劇となかなか挑戦的な試みだったので期待半分不安半分といったところでした。
マジレンジャーはまともに見たことがなかったので、ほぼ無知識状態でしたけどw


まず映画館に着いて思ったことは一つ、
人少な!
まぁこれは夏休み終わってさらに学校のある日だったということで、本来この映画を観に来る年齢層の子供達が来なかったからというのがあるのでしょうけど。
おそらく土日に来ればもっと人がいるのではないかと。
ちなみに私が9/5(月)に行った理由は、公開してた映画館のサービスデイで料金が安かったからです。
パンフレットを購入しても普段の料金より安いってのは、いつでも金欠状態の私にとってはかなり魅力的です。
まぁ、そんなわけで人が少ない中で上映時間を待っていたところ、近くにいた親子の会話が聞こえてきました。


父「マジレンジャーの後、響鬼も見るのか?」
子「うん」
父「でも響鬼見てないだろ」
子「うん、友達も見てないし」


この会話を聞いて、やっぱり響鬼は子供に受けないのかなぁと思ってしまいました。
てか、友達見てないからって自分も見ないのかよ!
いくらなんでもそりゃないだろ・・・
確かに友達が見てないのでは話が出来ないから仕方ないことなのかもしれないけど・・・
まぁ、劇場版のはたとえマジレンジャーのついでだとしても観るのだから、ぜひとも響鬼の楽しさを知ってもらいたいと思いました。
でも響鬼は少々大人の話すぎるんだよな・・・


結局その後もほぼ人が増えず「親子連れが4組+私」という少なさで観ることになりました。




注:ここから先は劇場版のネタバレが少々ありますので、見たくない人は別のタイトルへ飛んでください。
















































































ではまず、マジレンジャーの感想から。
観終わって真っ先に思ったことは、「これは子供受けするわけだ」ということです。
無駄に熱い!熱い!!
久々に戦隊モノを観ましたけど、やっぱこういうところは変わってませんね〜
そこらへんで爆発が起こりますし、悪はもういっそ惚れ惚れするくらい悪ですしw
てか、劇場版で敵側の主役っぽい奴(パンフレットによるとグルーム・ド・ブライアン)の声が某勇者王の中の人で、すげぇ生き生きと演じてたってのがかなり印象に残ってるんですがw
個人的にはレッドと一騎打ちするときに剣に炎をまとってじゃおうえんs(以下削除


あと家から木が伸びてマジトピアに着きマジエルとかいうおばさんに会うまでのシーンが、如意棒を伸ばして神様の神殿に着き精神と時の部屋に入ったってのとかぶってるように見えたのは私だけかしら?


それとなんかTV放送の話に思いっきり影響しちゃいそうなことをやっていたけど、あれは脚本的に問題ないんですかね?






さて次は響鬼の感想ですが、その前に一言。
お子様方、うるさすぎ。
だって、マジレンジャーのときは騒がずにジッと見入ってたのに、響鬼が始まって少しすると退屈になったのか話し始めたりするんですよ。もちろん大声でw
さすがに親が注意してましたけど、なんだかなぁ〜と。やっぱ響鬼って・・・


観終わった感想は、本当に子供向けに作ったんだな〜ってことですね。
噂のご当地ライダーはもちろんのことですが、話の展開などもいつもの響鬼っぽいけど響鬼らしくない感じがしました。
子供達にも分かりやすいように、を意識して作った感じがしました。
なので個人的には、TV放送の話と同じ雰囲気の話もやってほしかったです。
特に第29話という神がかった話を見た後だったので余計にそう思ってしまいました。
ちなみにTV放送は第30話から雰囲気が変わったなと思っていたら、脚本家変わってたんですね。
どうやらブレイドファイズの頃の脚本家のようです。
なのでこれから響鬼は別物になってしまうのかな〜と。
新しい脚本家の人には、あの響鬼の雰囲気を壊さないでほしいと切に願います。
無理っぽいけど_| ̄|○


てか、劇場版のヒビキはオロチにボロボロにされたり過去では引き篭もってたりで、いつもの余裕たっぷりの頼れる兄貴な感じがまったくしませんでした。
なんか別人みたいだよ、響鬼
ですが、響鬼が大量のザコ敵の中に突っ込んで暴れるところは熱かった!
ああいう孤軍奮闘なシーンは燃えますな!


あとパンフレットに書いてあった文
「現代のシーンは、映画が公開される頃にオンエアされるTVでのふたりの関係を予測して明日夢響鬼と一緒に行動するという猛士的な役割をさせています。」
とりあえずふたりの関係がまだそこまでいってないとか、今のTV放送の話とはバイクが違っていたこととか、いろいろツッこみたいところはあるんですが私的には「映画公開時期にオンエアされてる関係の頃だったら、なぜ紅化しないんだよ!」に一点に尽きます。
だって劇場版が公開されいている今、まさに響鬼は大絶賛紅化中ですよ!
だったら紅化させてくださいよ!
たとえ劇場版オリジナルの変身形態があろうとも!
いや、響鬼が紅化せずにオロチに負けられても「紅化すればなんとかなるのでは?」という希望が残ってしまうのですよ。
だからオロチに再戦を挑んでボロボロにされても観てる側には希望が残っているせいで緊迫感が生まれにくいのですよ。
これでもし紅化してでも追い詰められたのだとしたら、「マジで勝ち目ないじゃん。どうするんだよ」とハラハラドキドキしたというのに!






ちなみに両方観終わった後に思ったのですが、響鬼の方が上映時間長く感じたのは気のせいですか?
確か上映時間は両方とも1時間づつだと思うんですけど、なんかマジレンジャーはテンポが速かったので、気付けば終わってました。
ですが響鬼はあの独特のテンポが生かされていたためか、長く感じたんだと思います。
それとも響鬼は内容が濃かったから、長く感じただけなのでしょうか?
これは後で是非とも検証してみたいものですなw