日光旅行はネタまみれ その4

下りのいろは坂に入った我々の前には観光バスの姿がありました。
いろは坂+観光バス=渋滞発生
を過去の経験により学んでいた私は、「あ〜これじゃ、下りも上りほどではないにしろ時間かかるなぁ・・・」とすでに諦めモード全快でした。
しかし、現実は私の予想などフリーザベジータをいたぶるかのごとく、軽く覆してくれました。


あのカーブを切り返しを行わずにスイスイと下っていく観光バス。
もう見事としか言いようがありませんでした。これぞ匠の技。


目の前の光景に如月と一緒に「すげぇ・・・」と驚いてました。
そんな神がかった運転手のおかげで観光バスが前にいるのにもかかわらず、かなり早く降りることが出来ました。






さて、いろは坂を降りはしましたがここで少々の問題が。
如月サニーと親分パイザーが離れてしまっていることです。
如月によれば、帰りは一部行きとは違う道を走行しなければならないため、道を知らない親分と離れるのはよくないとのこと。
なので如月と相談した結果、親分パイザー乗車メンバーと連絡をとってどこかで落ち合おうということになりました。
んで、ちょっと先にあるチェーン取り付けスペース(正確な名前不明)で落ち合うことに。






如月サニーがチェーン取り付けスペースに入って1分ほどたった頃、親分パイザーが来ました。
そしてこれからは2台揃って行こうということでチェーン取り付けスペースを出ようとしたところ・・・


すいません。なんでこんなにくるまどおりがはげしいのですか?


我々が道路に戻る余裕がないほど車が走ってラッシャイます。
これでは如月サニーと親分パイザーが連続で道路に戻るのは不可能ではないのか?
などと懸念を抱いていたところ、如月サニーがちょうど車間距離が開いたときを狙って道路へ帰還!
しかし、親分パイザーはこれなかった・・・


結局揃って行けなかったどころか、お互いが合流前よりも離されてしまうという悲劇になってしまいましたw


なので再び如月と相談し、今度は行くときに寄った(てか行くときも途中ではぐれて合流地点にした)ファミマで合流することにしました。
あそこまで行けば多少は道がすくだろうという考えもあったのですが、本音を言えばほかに合流場所に指定できそうな場所がなかったってだけなんですどねw
んでそのことを親分パイザー乗車メンバーに連絡し、ファミマを目指しました。






先行していた如月サニーがファミマに着いてから数分。
親分パイザーもファミマに到着しました。
んでちょっと小休止することに。






ファミマを出発して杉並木道路へ。
てかこの杉並木道路、街灯がほとんど無いためか真っ暗なんですよ。
ほんと車のライト以外は光源がまったくない状態。
そこを走っていたところ、ふと如月がとあることを提案してきました。


如月「ライトを消してみないか?」


あ〜言うと思ったよw
でも面白そうだからとOKを出してみました。
てなわけで、いざ、


ライトダウン!
すると我々の目の前に姿をあらわしたのは全てを覆い隠す完全なる黒き闇。それに包まれてしまった我々はなすすべもなく・・・
てか、マジで暗! 怖!


乗車メンバーに恐怖心を与えながらも自分自身は何事も無いかのように走行してゆく如月サニー。
さすがに数秒でライトアップしましたが。


いや、本当に怖かった。
たった数秒とはいえ、かなりのリアル恐怖体験でしたよw
ちなみにこの後もう一度ライトダウンして闇の恐怖を味わったことはまた別の話。






さて、街中まで戻ってきた我々はそろそろどこで夕食を食べるのかを考え始めました。
如月&兄者と何を食べようかと相談し始めましたが、昼にラーメンを食べたからラーメン以外ならなんでもいいや的な結論に達したので、親分パイザーの面々に決めてもらうことにw
電話して聞いてみたところ洋食がいいと言われたので、洋食に決定。


なのでレストランなどを探しながら帰っていたのですが、何故かまったく見つからない。
和食屋なら簡単に見つかるのに何故か洋食屋が見つからないのですよ。
てか、ここまで見つからないのはもはや誰かに仕組まれているとしか思えないくらい見つからなかった・・・






そんなこんなで走り続けること数十分。
いまだに洋食屋が見つかっていないため、私がふと「言ったら間違いなく却下されるだろうなぁ〜」的なことを思い付きました。
ですが、せっかく思い付いたのだからと言ってみることに。


sp「なぁなぁ。コンビニで洋食弁当購入ってのはどうよ?」


もちろん速攻で却下されますたw(あたり前だ






さらに走り続けること数十分。
東照宮いろは坂で予想以上に時間を取られてしまったため兄者が今日中に帰れるのか不どうか安になってきた頃、事件が起こります。




信号によって引き裂かれる如月サニーと親分パイザー!




まぁ、如月サニーが信号変わるギリギリで突っ切って親分パイザーが付いて来れなかっただけなんですけどねw
とりあえずどこかに停まろうとしたわけですけど、ちょうど停まれそうな場所がない。
かといって道路に停車するのは後続の迷惑になるってことで、どこかで落ち合うことに。




でも停まれそうな場所が見つからない!
そして洋食屋も見つからない!




そろそろ色々なあせりを感じ始めてきた我々。
夕飯はどうなるんだ? 兄者は今日中に帰れるのか? てか、電車組は時間やばくないか? などとネガティブなことばかり思い浮かぶ始末。
そして、そのネガティブ思考の影響を受けたのか、ある者が目覚めた・・・






兄者「もういっそ洋食弁当でいいんじゃないっすか?(ヤケぎみに)」




黒兄者、覚醒!






そう、あの日記で有名な、研究室の飲み会では別人とまで言われた、黒兄者が目覚めました!
却下したはずの洋食弁当を少々キレぎみにプッシュしてくる黒兄者、ちょっと怖かったとですw


その後如月が兄者を送っていくことは時間的に厳しいので、親分パイザーで電車組と一緒に大学付近の駅まで送ってもらうことに決定したのはまた別の話。








いい感じに兄者が覚醒してから数分、ようやくコンビニを発見したのでさっそく駐車。
そこで少し待っていると親分パイザーが到着。
んで、そのコンビニでトイレ休憩。
そのときに黒兄者覚醒後に如月サニー内で相談していたことを親分パイザーの面々に報告。
さらに夕食を私の地元付近にある洋食屋で食べることに決め、いざ出発。






色々問題も解決したことにより、気分よく如月サニーは駐車場から道路へ出て、黄色に変わった信号をギリギリでこえて行きます。
そのとき親分パイザーは駐車場で方向転換中・・・って、おぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!






また親分パイザー置き去りかよ!!


今回のは確信犯っぽいぞ!
何度合流しても離れ離れになる2台には、何か前世からの因縁でもあるのでしょうか?






そして私が親分パイザーを置き去りにしたことに気付いていないっぽい如月と兄者にそのことを告げると…
如月「普通についてきてると思ってた…」
マジで置き去りにしたこと気付いてなかったのかよ!!


この事実を知ったとき、如月サニー内で大爆笑の渦が巻き起こりましたw
3人揃ってバカみたいに笑ってましたw
笑うしかない状況って本当にあるものだというのを、そのとき私は初めて知りましたよw






少し笑いつかれてきた頃、私の電話に着信が。
相手は早坂でした。
まぁ、親分パイザーから誰か電話をかけてくるとは思ってましたよ。
こんな状況ですしね。
そのときの早坂の心底あきれきった声は結構面白かったですw


とりあえず如月に物申したいことは山ほどあると思うが、それは夕食のときに本人を前にしてゆっくりと語ってもらうことにして、再び合流の話を。
結論としてはまた如月サニーがどこかに停まるからそこで合流ということで落ち着きました。
んで、そんな場所を探して走る如月サニーですが、予想通りというかなんというかそんな場所が見つからない。
さっきのコンビニだって見つけるのに時間かかったというのにまた見つけろとは…まぁ、すべてはこっちのせいなんですけどね
結局いい場所が見つからなかったので、工場の駐車場っぽいところで親分パイザーを待つことに。






それから少しして親分パイザー合流・・・って、気付かずに通りすぎっちゃったよ!


あわてて親分パイザーの後ろに背後霊のように取り付く如月サニーw


ほんと、我々は何をやってるんだろ…




そしてそのまま走行して行ったのですが、ここで再び早坂から電話が。
要約すると、「ミチワカラン。ナビヨロ」ってことです。
それもそのはず、帰り道を理解している奴が親分パイザーには一人も乗車していないのですからw
なので私が、とりあえず道なりに直進しろと伝えました。


んでその数すぐに我々の前にY字路がw


ヲイ、なんでこんな狙ったかのようなタイミングでY字路が出てくるんですか?


兄者、如月に続き、ついに私までもネタ行動を披露してしまいましたw


ほんと、我々は何をやっているのだろう…




とりあえずそのY字路は、如月が窓から手を出して右へ行けと指でアピールしてくれたことにより、正しい道に進むことが出来ました。
その後すぐに親分パイザーが如月サニーを先に行かせる為に減速したことは言うまでもないw






その後は特にこれといった問題も起こらずに私の地元付近の洋食屋に無事に辿り着く事が出来ました。
もちろんその洋食屋での主な話題は、如月サニー乗車組のネ申的な行動についてだったのは至極当然のことなのですけどねw
んでその洋食屋での1コマ。
ウェイトレス「お待たせしました。セットメニューのサラダで御座います。」
セットメニューでサラダを頼んだ奴(何人頼んだのか忘れました。確か私を含めて2〜3人居たような気が…)の前にサラダが置かれました。
そしてサラダを置いたら用は済んだとばかりに去ってゆくウェイトレス。


えっと、すみません、フォークがないんですけど…


てかさ、こういう店ってフォークやスプーン、ナイフが入った食器入れ(名称知らない)を注文した料理より先に持ってきますよね?
なのにそれよりもまず先に持ってきたのは注文したサラダ
えっと、これはワイルドな野生児よろしく、手掴みでモシャモシャと捕食しろっていう店側のメッセージか何かデスか!?


まぁ、その後ほかのメニューと一緒にフォークやスプーン、ナイフが入った食器入れ(名称不明)を持ってきてくれたから文明人っぽく食べれたのですけどねw








そして夕食を食べ終わった我々はさっそく帰り道の途中で寄ったコンビニで話したとおりに、兄者が如月サニーから親分パイザーに乗り換えました。
んで私と如月だけになった如月サニーは私を送るために私の自宅へ、親分パイザーは電車帰宅組を送るために大学付近の駅にそれぞれ向かいましたとさ。












主な出演:私こと、SPmaster(その1〜4を書き上げるのに、計16時間…)
      如月(今回のネタキング)
      親分(置き去り事件の感想は「ちょwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwww」)
      早坂(今回はネタ率低め、あと唯一一緒の車にならなかった人)
      Y(眠気のあまり、ちゃんと楽しめたかどうか不明な人)
      兄者(黒兄者は我が日記初登場)



 
原案:原案も何も…




作画:いない。てか、絵なんか無いし。




文章:お兄ちゃまSPmaster






日光旅行はネタまみれ






                      終 わ り