仮面ライダーカブト 第1話感想

注:ここから先は少々ネタバレありです。見たくない人は別のタイトルに飛ぶことをオススメします。




























































平成ライダーというのは、第1話で必ずインパクトのあることをやってくれるという伝統があります。
記憶に新しいことでいえば、剣のオンドゥル語響鬼の口から火炎放射などですね。
てなわけで今年の平成ライダーであるカブトでもなにかしらやってくれると思っていましたが・・・


やっぱりやってくれました。




なんと、主人公がDQNでNEET。
いや、冗談とかじゃなくてマジで。


たしかに龍騎にもニートな主役キャラはいましたが、コイツはニート+イタイヒト。




たとえば、朝食を作ったりしている主人公に
「もう、お兄ちゃん、学校行くなり働くなりすればいいのに…」
と妹が言うわけですよ。
そしたら主人公はこう言ったわけです。
「いや、俺は時が来るのを待っているんだ。今はその準備で忙しい。」






何このイタいDQN・・・(;´Д`)




しかも真顔でほざいてるから余計にたちが悪い。
とりあえず妹よ。
屁理屈やごたくはいらないから働けと言ってやれ。




その後、ヒロインと思われる少女に主人公が会うわけですよ。
ちなみに二人とも初対面です。
ヒロインが主人公のバイクに近づいてゆき、
「このバイク、かわいそう…」
と言ってタイヤに刺さっていたトゲを抜き、バイクをさすりだしました。




まぁこの辺は笑って流せるレベルですよね。




その姿を見た主人公はこう言います。


「ほう、人と話すのは苦手だが、マシンと話すのは得意なようだな」
ちなみにこの人、蝶真顔で言ってます。






だからなんなのこのイタイヒト・・・(;´Д`)






こんな感じにヤバいです、主人公。
しかも自己紹介のシーンもかなりイタイタしい。




準主人公っぽい奴に
「なんなんだ、お前?」
と言われた主人公。
蝶かっこつけながらこう言います。
「天の道を往き、総てを司る男……。オレの名は天道総司
そしてどこかを指差します。
なんと指差した先には東京タワーにかかる朝日がまぶしく輝いていて・・・






って、何このあからさますぎる演出はwww
視聴者を笑い殺す気か?




かっこつけすぎてて、かっこいいを通り越してとっても滑稽www
何事もやりすぎはよくないですね。


ちなみに公式HPだと、
「東京タワーにかかる朝日を指差すポーズも決まりすぎ」
と書かれています。


確かに心から笑えるほど決まりすぎてますwww




ちなみに公式HPには主人公の残したDQN語録天道語録があるのである意味必見です。
そのほかにぶっとんだ設定なども見る価値アリです。
特にライダーの設定は・・・・・・・・・






さて、ここまでまったく触れていなかった本編についても少々。


7年前、地球に落下した隕石に乗って飛来してきたらしい未知の異界生物、「ワーム」。
それと戦う秘密結社「ZECT」の物語。
ちなみに主人公は「ZECT」とは一切関係の無い立場にいました。
まぁ「選ばれし者はオレだ!」といって思いっきり「ZECT」と「ワーム」の戦闘に介入してきますが。






いや〜、第1話からなかなかにぶっとんだものを見せてくれたカブト。
作品自体の雰囲気は響鬼以前の平成ライダーに近いので、あの雰囲気が好きだった人にはおすすめかも。
おtりあえず主人公には最後までニートなヒーローを貫き通してもらいたいものです。




しかし、今年で仮面ライダー生誕35周年。
その記念作品の主人公をDQNでNEETにするスタッフは、どこかやる気に満ち溢れているように思えます。
あとは、そのやる気が空回りしないように祈るのみ・・・すでに空回りしてるっぽいけどw