今年を振り返ろう リターンズ 改め 去年を振り返ろう そのいち

さて、そのいちでの宣言どおり、題名を変更してつづけることになったこの企画。
本来の計画なら1月中には終わらせるつもりだったのに、もう2月終わり。
このペースだと3月までに終わるかも微妙やで…(ぉ


今回はアニメ&特撮編Ⅱです。
ぶっちゃけ特撮はおまけ程度の扱いですが、気にしたら負けですw(マテ
あ、それと今回はちゃんとしたものですよ。
注)感想は去年の12/31までの内容で書きます。なので今ならすでにわかっていることに着いて推測を述べているところもありますので、注意してください。




まずはこいつから。




戦う愛のサイエンスエジェンド。




出ました!パワパフガールズZ




赤ずきんよりは僅かながらマシに見えるかもしれないが、結局は同系統なアニメ。
これは友人Oあらためイクサ(漢字忘れた)から「見てみろ!」と大プッシュされたことをきっかけに見始めたアニメです。
放送されてるのが土曜の朝7時と結構早めですが、平日はそれより早く起きてるので、金曜の夜に徹夜とかしなければ普通に起きて見れちゃうんですよね。
系統でいえばこれの2時間後に放送される赤ずきんみたいに、ほのぼのしながらとりあえず戦闘シーン入れてみようか的なやつです。
赤ずきんと違うところは、こちらは赤ずきんほどやりすぎていないというか、このアニメの立ち位置をちゃんと理解しているというか、そんな感じです。
なんせあれだけ絵を変えてきたんですから。
以前の面影なんて目ぐらいしか残ってないぜw


話は変わりますが、なんでパワパフZってCMでグッズの宣伝とかしないんですかね?
普通なら変身ベルトくらいは玩具化して宣伝しようなものを・・・
詳しくは知らないのですが、版権とかの問題ですかね?










つづいて〜、コレ!




神にも悪魔にも凡人にもなれる男




SHUFFLE!




さんざん迷走しまくってファンの怒りを買い、最終的に原作やったことある人の半数以上が( ゚д゚)ハァ?になる終わり方をしたアニメ。
いや〜、凄かった。
正直脚本書いた人は楓ファンに刺されるんじゃないかと思ったほどですもの。夜道は背中に気をつけな。
とりあえず未だになんで亜沙先輩エンドを迎えたかが分かりません。
普通だったらこの手のアニメはメインヒロインと結ばれるか、もしくはハーレムエンドじゃないですか。
まぁ亜沙先輩も立場的にはメインヒロインですが、原作の立ち位置的にはシア、ネリネ、楓がメインヒロインクラスにあたると思います。
だって亜沙先輩は立ち位置的に「迷ってる主人公にアドバイスをくれる先輩」ってとこでしょう。
そしてプリムラが隠しヒロインもしくは真のヒロインかと思われ。
何故ならSHUFFLE!という話の謎や設定をある程度まとめたエンディングにしたいのなら、プリムラエンドが一番しっくりくるからです。
原作ではある意味総括エンドとも言えるプリムラエンドなら、SHUFFLE!という設定の根底である主人公の過去話と神界魔界の話をそこまで矛盾なくストーリーに絡ませることが出来るからです。
とりあえず「プリムラシナリオをベースに置き、あとは他ヒロインの話を絡ませつつ進める」がアニメでやる場合の一番ベターな方法だと思います。
あくまで「best」ではなく「better」ね。
つまり亜沙先輩エンドはメインヒロイン5人中、最もメインに置くべきではないエンドなんですよ。


でも実際にアニメで辿りついたのは亜沙先輩エンド…
アレかな?
キャラ人気ですかね?
もしくはスタッフの好み?
あ〜、誰か、納得のいく解答をプリーーーーーーズ!


あと各所で騒動になった楓精神崩壊。
スタッフは幼馴染キャラに何か怨みでもあるとしか思えないほど楓というキャラ性を崩壊させてくれました。
だってあれ、普通に精神異常者ですよ!
あのまま誰かをグサッって刺してもなんら不思議ではない。
SHUFFLE!がバトル物だったら間違いなく敵になってます。
むしろラスボスとして光臨してもおかしくないよ!
実際、アニメのストーリー的に別に楓を壊さなくても亜沙先輩エンドにもっていけたろうに、なんでこんな原作ファンの反感しか買いそうにないことをしたんだか・・・
てか、原作やらずにこれを見た人の意見も聞いてみたいものですね。
あの楓の精神崩壊をどう受け取っているのかしら?


なんか振り返ると否定的なことしか書いてないな・・・
このアニメがプリムラエンドを迎えてくれてたら一切の迷いもなしにマンセー感想を書いていたろうに…(ヲイ
というか、このアニメは原作ゲームでの物足りないというか薄すぎるシナリオを補完する事のみに全力を尽くせば良かったのではないかと。
現に前半はそれっぽいことしてましたし。
変にオリジナル路線に走ろうとするから…
とりあえず、褒められる点・・・褒められる点・・・




OP曲はかなり好きですよ。(そこかよ
あとはプリムラの服透けとしたg(ry












んで、こう!




イッペン、死ンデミル?




地獄少女 二籠




気付けば始まっていた地獄少女の第二期シリーズ。
語るべきテーマは違いますが、話の主題や地獄流しをするという展開などは第一期の前半と変わっていません。
一話限りのゲストキャラにやたらと有名な声優を使いまくる点も変わっていません。
ですが、無印で普通の「依頼→地獄流し」をいくつもやってしまったためか、二籠では2話からすでにひねった「依頼→地獄流し」を見せてくれました。
それとあいや三藁が依頼人の周りで情報収集している様子や三藁の過去話も描かれています。
そのため、私としてはむしろこっちを第一期として放送したほうが良かったのでは?と思ってます。
そうすれば無印のテーマであった「地獄流しは正しいのか?」がより生きてくると思うんですよ。
現に二籠では別のテーマがありますし。
第一期で視聴者にあい達は正しいことをしていると刷り込みをしておいて、第二期で本当に正しいのかどうかと視聴者に問い掛ける。
「地獄流しは正しいのか?」というテーマを語るなら、こうするべきではなかったのかと。
まぁ第一期をやっていた頃はまさか第二期までやることになるとは思ってなかったでしょうから、このようなことになったのではないかと思われ。


あと恨みを晴らす方法が微妙に弱いのも第一期から変わらずです。
もっと徹底的にやってくれた方が、見てる側としては面白いんですけどね。
いっそ自分達の興味ないものはとりあえず否定したがるPTAが騒ぎ出すくらいやってほしいw(マテ


ちなみに地獄少女って私の周りだと見てる人、皆無っぽいです。
なんでだろう、結構面白いのに…
以前Yになんで見ないのかと聞いてみたことがあったんですが、見ない理由は地獄流しされる奴らがあまりにも人間的にクズばかりで見てて不快感を覚えて見る気がなくなったからだそうです。
これを聞いてなるほどって納得した自分がいました。
確かにクズばかりですが、これは演出上仕方ないことかと。
この手のクズが最終的には地獄へ流される、つまり「悪は裁かれる」を強調するためには仕方ないことでしょう。
それに中盤くらいから、クズばかりが流されるわけではなくなっていきますし。
自ら流されることを望んだ者、自分は流されても仕方ないと流された事実を受け入れた者、依頼主の逆恨みで流されてしまったまったく罪の無い者…
前半の悪を裁く路線から悪人とか関係無し路線にシフトするので、「地獄流しは正しいのか?」という問題にも繋がりますし。
でもなぁ、あの程度のクズ描写なら笑えるレベルだと思うんですけどね。
現に私は笑ってみてました。
クズ野朗を見て「声優さん楽しんで演じてるなぁ〜」と思ったり、「うはwwwこいつ生き生きしすぎwww」って爆笑したこともありましたなぁ…
うむ、やはり私の感覚はどこかおかしいようです。(今更だな


そういえば、地獄少女っていつの間にか漫画化とドラマ化してましたね。
漫画は漫画オリジナルの話で構成されていまして、とりあえず普通に地獄流しをし続けています。
ただ閻魔あいが表情豊かすぎるんですよ。
あいがあんなに表情を動かしちゃいかんでしょう。
キャラ的にはどこまでも無表情キャラでいないと。
まぁそんなこと言っちゃったらアニメでも終盤は(ry
とりあえず漫画はおまけの4コマをメインにやるべきだと思います。(マテ
そっちの方がまだ面白い。
またドラマは無印をベースにオリジナル話を盛り込みつつ進んでいます。
うん、まぁ頑張って再現してる方だと思いますよ。
いくつかそれどうよ?的なシーンはありましたが。
特に藁人形を渡すシーン。
ここで原作アニメと同じく閻魔あいが契約について契約者に語るんですが、重要な一言を言わない事があります。
それは「死んだ後の話だけど」という台詞。
これは恨みの相手を地獄に流したら代償として自分も地獄行になると語った後に続けて言う一言なんですが、何故かドラマ版では言わない事が多い。
てか、これを言わないと「恨みの相手を地獄へ→すぐに自分も地獄へ」と勘違いしてしまいそうなわけなんですが、その辺どうなんでしょうかスタッフさん。


あとつぐみの設定やはじめの奥さんの設定を変更したのにはなんらかの意味があるのかしら?
まぁ奥さんの設定変更にかんしては、はじめが嘘を言っている可能性があるので、もしかしたらアニメと同じ顛末かもしれませんが(そうじゃないとはじめが頑なに地獄流しを否定する理由が説明できないし)、つぐみの設定を変えたのにはなんの意味が・・・
ドラマだと小6ってことになってますが、アニメじゃ間違いなくそれより下だよな・・・
正確な年齢が公開されてないから確実ではないでしょうが、少なくとも小6じゃないでしょう。
だいたい小3、よくて小4ってとこでしょう。
あれかな。
ほかにいい役者が見つからなかったとかですかね?
でもあれで小6って明らかに無理してるよな・・・
もしかして、母親の設定が変わってることに関係してるんですかね?


最後にアニメの二のことに話を戻しますが、今回からの新キャラである「こくり」、第一期での準レギュラーキャラだった「つぐみ」よりも見た目幼女なキャラです。
ですが、私的には「つぐみ」の方が萌えたな。
なんかね、行動やリアクションを見てもつぐみと違ってなんにも感じないんですよ。
どうやら私はペドではないようです。わぁーいわぁーいw(ぇ










そして、こやつ!




ビミョーに非日常系学園ストーリー!




涼宮ハルヒの憂鬱




今年最も話題になったといっても過言ではないアニメ。
さて、ここまでブームになると誰が予想できたでしょうか?
かの京アニが作るってことで、人気が出ることは分かってましたが、よもやこれほどとは・・・
原作読んでた頃からは考えられねぇ・・・
てか、私は原作は「〜憂鬱」しか読んでないんですよ。
ぶっちゃけあんまり面白く感じなかったとです。
それにこの作者は、ハルヒのほかにも同時期に電撃文庫で「学校を出よう!」という小説も発表していて、こちらもハルヒと同じくSF要素満載なんですよ。
んで私的にはこっちの方が面白く感じたので、ハルヒはいいやってことで次巻以降を買わないことにしたんです。
ですが、キョン妹が「〜憂鬱」で出てれば間違いなく買い続けてました(ぉ
なので憂鬱以外の話は知らないわけですが、とりあえず「〜憂鬱」以降はハルヒの起こした問題をハルヒに知られずに周りが解決してゆくというスタンスが話のメインと考えて問題ないのでしょうか?


アニメとしては最初から最後まで高すぎるクオリティを維持したまま、ハルヒという存在の秘密を最終話まで明かさないようにしつつ、原作では秘密が明かされた後の話である「〜溜息」以降の話を「〜憂鬱」と交互に行うという、各話ごとに時系列的に前後させながら放送してました。
なので予告では、ハルヒ→原作での話数、キョン→アニメでの話数を言うという面白い試みもしていました。
このあたりは京アニ色全開ですね。
こんな感じなので、原作を読んだことのない人に是非とも感想を聞いてみたいです。
私は「〜憂鬱」だけは読んでいたので、ハルヒという存在の秘密を知っている立場からの感想となっているので、ハルヒという存在の秘密を知らない人から見たアニメでの「〜溜息」以降のいくつかの話に対する感想を是非とも見てみたいですね。


あとこのアニメでなによりも凄いのは京アニのこだわりでしょう。
特に「朝比奈ミクルの冒険」は、あのいかにも素人が作りました的なちゃっちさが最高でした。
よくあそこまで「駄目すぎる素人作品っぽさ」を再現できたと思いますよ。
ぶっちゃけ何も知らずに見た人は絶対チャンネル変えますよw
そして公式HP。
原作のをそのまま再現しただけでなく、放送内容と連想させたネタを行ったり、原作の設定に合わせて特定の日にちょっとした遊びを行ったりと、正直やりすぎではないかと思えるほどです。
これらはファンサービスというよりも、京アニ自体が楽しんでやってるように感じるんですよね。
まぁ1クールのアニメが量産されている現代で、1つの作品にここまで愛を注げる京アニは貴重な存在なのかもしれませんね。まぁ公式HPでの遊びに関してはこれだけ人気になった作品だからという打算があるかもしれませんがw
とりあえず原作が人気あるからアニメ化すれば売れるんじゃね?って理由だけで駄アニメを作ってるところにも見習って欲しい。
H○LL○INGや○霧の巫女のように、原作者ですら否定するアニメが作られた悲劇を、繰り返して欲しくないのですから。あれ、綺麗にまとめたっぽく見えるw










ではでは、コレで。




その日、運命に会う




Fate/stay night




アニメ版月姫とは雲泥の差と思えるクオリティを誇ってくれたアニメ。
あまりの出来の悪さに泣き出したくなるような1クールアニメが量産される中、このアニメは毎回高めのレベルを維持したまま最終話までみせてくれた珍しい例です。
ストーリー自体は原作のセイバーシナリオに凛シナリオを軽くからませたといったところです。
ですが、凛シナリオでの某対決シーンは人気があるためか、第2期OP中に見ることが出来ます。
たぶん原作やってない人にはこのシーンは意味が分からないと思われ。
あとは設定がいくつか変更されてたくらいですかね。例を上げるとバーサーカーの命の数とか。
それとFateといえば迫力のバトルシーンですが、ちゃんとアニメでもなかなかに迫力があっていい感じでした。
なによりも原作では省略されてしまう「アーチャーVSバーサーカー」が見れたってのは嬉しかった。
てか、この戦いがアニメ版Fate中で一番熱いシーンだと思うのは私だけでしょうか?
この後のバーサーカー戦やヘタレ金ピカ王戦よりも燃えたよ。


そういやヘタレ金ピカ王って、声が関智一やったな・・・
初めて聞いたとき、思わず笑っちゃいましたよ。
だって金ピカで関智一って言われると私の中ではアレが真っ先に思い付くんですもの。
ゴッドな指とか石を破き天が驚く拳とかを使う人。
なのでセイバーとの最終決戦で武器をほおリ捨てて殴りかからないかな〜とか密かに期待してましたw
きっと彼ならバーサーカー素手でやりあえる!


ちなみにメインがセイバーシナリオなので、桜は後半ほぼ出なくなります。
しかし、1話だけちょっとしたネタバレ要素をふくませつつ登場しますが、あれはどうだ?
今までいくつかの伏線はありましたが、あれはあんまりにも唐突すぎという印象が強かったです。
そもそもああやって無理やりシナリオにからませようとするくらいなら、いっそ桜は完全に「平和な日常の象徴」に徹底させたほうがよかったように思います。










こうなったので、こう。




Beginning to our happy story “happiness”




はぴねす




主人公が空気だったりいらない子だったり、そもそも主人公は雄真ではなく春姫だったのではないかとさえ思えてしまうアニメ。
なんというか、久々でした。
ここまで可哀想な扱いを受ける主人公というのは。
種デス主人公とは別ベクトルの悲惨な奴です。
だってこいつ、主人公らしい見せ場が最終話のほんの数分しかないんですよ。
あとはひたすら空気になってるか、だだっこのように過剰に魔法を毛嫌いして視聴者に嫌われるか、自分のせいですももを傷つけたとひたすらへこんでるかとか、そんなんですよ。
なんだろう、このいてもいなくてもいいっつ〜か、むしろいるとウザいだけのキャラは…
だいたい、魔法は人を不幸にするかもしれないってことは、それはつまり幸せにするかもしれないって可能性もあるってことですよね?
それに自分のせいですももを傷つけたといってへこんでましたが、これはむしろ主人公が可哀想でした。
過去のいきさつを見る限り、魔力を暴走させてしまった主人公は一切悪くないです。
むしろ主人公の魔力暴走の原因は間違いなくあの母親です。
なぜならばこの母親が今まで主人公にしてきたことといえば


①生まれつき魔力が強かったから、幼い主人公に絶対に使うなと言い聞かせてきた。

②でも主人公は母親が使ってるのを見て覚えてしまった。

③そしてたまたま公園で魔法を使ったら暴走してしまった。

④母親はそんな主人公に対して何もしていない。(一応叱りはしたっぽい?)

⑤そんななか別の事件がきっかけで母親は主人公の下を離れることになる。

⑥なので親友に主人公をあずけ、魔法で自分のことに関する記憶を消した。もちろん主人公の強すぎる魔力、魔力を暴走させた記憶にはなんの対処もしてません。

⑦そして主人公は普通の子供として成長。でも魔力を暴走させた記憶があるため魔法嫌いな一般人として成長。

⑧もちろん魔力もさらに強くなってますが、一般人として育ってきた、さらに魔法嫌いなため、魔法の練習なんぞしてるわけありません。

⑨んで9話での怒りによる魔力暴走。




私が覚えてる限りで書き出してみましたが、だいたいこんな感じです。
どうですか?
少なくとも私が思うに、母親は最初っから、つまり①の時点ですでに間違ってる気がします。
だってさ、生まれつき強いのなら幼い頃から使うなと言い聞かせるのではなく、むしろ正しい使い方や制御法を教えるべきでしょう。
主人公の感情ひとつで暴走してしまう可能性があるならなおさらです。
ただでさえ、子供は感情の変化が激しいんですから。


仮に使うなと言い聞かせてるのであれば、②はあきらかに不注意がすぎます。
だって子供は好奇心旺盛なものですよ。
なんにでも簡単に興味を示したりします。
そんな子供の前で、しかも使うなといっている魔法を使うだなんて、覚えろと言っているようなものじゃないですか。


んで③④にいたっては「ほんと何考えてるんだろう」ですよ。
子供が魔力を暴走させてしまったのなら、親として取るべき行動は『制御法を教える』『魔力を封印する』のどちらかじゃないのですか?
この2択の場合、普通は『制御法を教える』になるでしょうが。
感情の爆発による魔力の暴走ならまだしも、このときの主人公は完全に自らの意思で魔法を使って暴走させてしまったんですよ。
そりゃぁ制御法なんて知らないのですから、これは当然の結果と言えるでしょう。
となると親としてするべきことは、もう二度とこんなことが起こらないように、主人公に魔力の制御法を教えることのはずです。
なのにこの母親、少なくとも自分で語ってる内容を聞く限りではなんもしてません。
何か思惑でもあるかとも思いましたが、そんなものは一切ないようです。


そして⑤⑥。
主人公の自分に関する記憶を消し去ったことに対してツッこむ気はないですが、別のことにはツッこまさせてもらいます。
主人公に魔力の制御法を教えることを放棄したんなら、記憶と一緒に魔力も封印していきなさいよ!
それこそ今まで何の対処もしようとしなかった親としての、当然の責任でしょうが!
なのに、魔力関係一切対処なし。
何がしたいんだろこの人…
また魔力を暴走させろって言ってるようなもんじゃねぇか…


そしてこの母親の、無責任としか思えない行動の結果が⑦⑧⑨となるわけです。
んで主人公は魔力暴走ですももを傷つけてしまったショックにより、自殺でもしそうなくらいヘコミ中…




すっごいなぁ…
まさか「はぴねす」なんて見るからにご都合主義で幸せになれそうなタイトルの作品で、ここまで不幸な主人公を見れるとは…
スタッフはギャルゲの主人公に何か恨みでもあるのかしら?
しかもアニメではこの母親に対する言及は一切なし。
まるで種デスのキラサイドと同じ超優遇的な扱いだ…


とまぁこんなわけで、ぶっちゃけアニメ本編のストーリーは流し見程度で充分なレベルでしたが、黒い意味ではとても楽しめましたw










ではでは、これで。




その少女、名もなき『炎髪灼眼の討ち手』




灼眼のシャナ




さて、なんと評価していいのやら…
といいますか、このアニメ版シャナは前回の感想のときに「アニメ版シャナは萌えアニメです!」といった趣旨の内容にして書くつもりでした。
ですが原作はかなり好きな作品であることと、一応評価できる点があったということで、こっちに書くことにしました。
とりあえず私がなんでここまで不満感を表しているのかと言いますと、中途半端に原作に忠実で、しかもオリジナル部分がつまらないからです。
私的には原作のある作品をアニメを制作するときに、別に原作に忠実でなくともいいと思っています。
原作に忠実であろうがなかろうが、一つの作品として面白ければ問題ないからです。
ですが、このアニメ版シャナはどうだ?
作品としての雰囲気や世界観、そしてキャラの台詞と原作を忠実に再現しているようにも見えます。
あくまでも見えますどまりなわけですが。
しかし残りの要素、つまりアニメオリジナルの部分があまりにもおそまつすぎるんです!
のいじ絵を最初っから再現する気皆無ところもどうかと思いましたが、それよりもひどかったのは戦闘シーン。
だいたいなんですか、あの盛り上がりの一切無い、熱くなるどころか冷める一方な戦闘シーンは!
原作とは打って変わって、ちっとも盛り上がらない。
愛染兄妹編が唯一まだ普通に観れるといったところですよ。
まぁ愛染兄妹編はアニメの中では一番原作に忠実だからなのかもしれませんが。
あと愛染兄妹編で「マージョリー姉さん復活イベント」の次に熱いと私的に思ってる「悠二、命がけのハッタリ」をやってくれなかったという不満は残ってるんですけどね。
別にやったところでその後のストーリーに影響しないんですから、やること自体に問題ないはずなのに、なんで…
あ、時間の関係?
んなもん平成ライダー夏のギャグ編並みに話数の無駄遣いとしか思えないプールに水着で(*´Д`*)ハァハァな話を無くせばすむことだったじゃねぇか!
だいたい燃えと萌えの温度差が激しすぎませんか?
比重的に言えば、「(燃え)2:8(萌え)」くらいに思えました。
だから前回の感想に「アニメ版シャナは萌えアニメです!」と書こうかと思ってしまったわけですが。


とりあえず、このアニメ最大の功績は「しゃくがんのシャナたん」を生み出したことだと思われw
むしろアニメ本編ではなく、こっちで2クールやるべきだったんだよ!
そうすればネ申アニメと後世まで語り継がれたであろうに(無茶言うな
ちなみに一番の見所は完全に中の人に喰われた吉田さんw


そういえば終盤あたりでの悠二とシャナが街を出るって話は結局どうなtt(うるさいうるさいうるちゃい










さいごは、これ。




鋼の聖戦、新世代へ




スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウオーズ-




OVAに引き続き、スパロボ、ついにTVアニメ化。
以前に出たOVAとは違って、こちらはOG1のリュウセイ編を多少アレンジした内容となっています。
まぁリュウセイ編の方が「普通に暮らしていた少年が突如ロボットに乗り込んで戦うことになる」というスーパーロボットモノの定番ルートを歩んでますからね。
そのせいか、ATXチームの出番が少ない…
あ〜、もっとアルトやヴァイスの戦闘シーンが観たいとです…
ちなみにこのアニメはロボットがすべてCGで描かれているんですが、これがまた微妙で微妙で…
私的な思い込みかもしれませんが、CGってアニメ絵に比べると迫力に欠けると思うんですよ。
そのためか、戦闘シーンはOVAの方が迫力があったように思います。
でも、『鋼鉄の孤狼』→『ダークプリズン』→『熱風!疾風!サイバスター』の3曲連続コンボには正直感激した。
私的にこの3曲はスパロボオリジナルキャラクターのテーマ曲のなかでもかなり気に入ってるので、これらが一気に使われたときは素で熱くなった!


あと、これは半紙の関係上仕方ないことなのですが、ラトゥーニが1回しか真の姿になってくれなかった…
しょうがない、これはしょうがないことなんだ…
くそ、ヒリュウ改との合流はまだか!?


そういえば第1話の冒頭でアストラナガンVSディスアストラナガンという、やっちゃっていいのかよコレ?な場面がありましたね。
ちゃんと後半でこの場面についての説明もあるんですよね。
だってこれをだしっちゃったということは、原作に当たるゲーム版OGにはまだ出てきていないバルマー帝国関係のことまで話を進めないと矛盾が生じますってか説明できないでしょ。
まぁアニメ版は原作がアレンジされてるから、設定を多少変えてくるのかもしれませんが。
ですが個人的には、むしろ初めからそんな場面は無かったことになってるという超展開希望www










ここまで読んでくれた方、お疲れ様でした。
アニメ&特撮編Ⅱはこれで終了です。
そして次回は、アニメ&特撮編Ⅲをお送りします。