連行された日のこと

6/30(木) 14:57
いつもの風景だった。
いつものように大学の席に着き、講義が始まるのを雑誌を読みながら待っていた。
するとそこへ、先ほどまで研究室で爆睡していたらしいYがやってきた。
彼も私と同じ講義を取っているのだ。
いつものように私の近くの席に座ったY。
そして彼は開口一番こう言ったのだった。






「今日ミスター帰れないから(・∀・)」






いつもの日常の中、それだけはいつもの台詞ではなかった・・・










第(ブルワァアア!!)話
連行されるspmaster〜ノリの軽さは命取り〜










とりあえずYの言葉を聞き、真っ先に抱いた疑問はえらく普通なものだった。




「なんでやねん(;´Д`)」




そんなわけで私は、いきなりわけ分からないことを口走ってくれたYに理由を問い詰めた。


Yいわく、夜にHayasakaが本を届けに車でY家に来るので、その後Hayasakaの車でドライブでもしないか?ということだった。


そういうことかと納得した私は、特に講義の後に予定が無かったのでOKした。
まぁ、電車なくなる前に地元に戻れればいいと思ったからだ。
そう考えていたところ、Yがさらにとんでもないことを言ってくれた。






「とりあえず4号を爆走しようぜ」






こいつ、Hayasakaにめちゃめちゃ苦労させる気満々だ!






私の家はY家からどんなにとばしても1時間半以上かかるうえ、Hayasaka家とは方向が正反対なため、帰りにHayasakaがめちゃくちゃ苦労するわけだ。
そんなことを一切気にも留めずに言い切るとは・・・・・・やるな!(え?




んで講義が終了し、Y家に行く前に飯を食べることになったので、大学近くの飯屋へ。
そこで夕飯(本日1食目)を取り、いざY家へ。




1時間ほどでY家に到着したのだが、Hayasakaからの連絡がまだだったので、しばらくY家で時間を潰すことになった。




どう暇を潰すか考えていたら、Yにほぼ強制的にとあるアニメを見せられることになってしまった。
見ることになってしまったのは、Yがやたらと熱く「絶対面白い」と薦めてきた「ハチミツとクローバー


それで流されるままに第1話を見てみたわけだが・・・






これは・・・いいものだ・・・(何?






私が思うに、このアニメの見所は2つだ。
まず、1つ
やたらと小動物系なロリっ娘ヒロイン、はぐ!
続いて、2つ
はじけまくりなマサルさん森田先輩!
この2つを押さえれば問題ない!(1話しか見ていない奴が偉そうに言うな
主に1つめ!


こう言ったら、Yに冷めた目で見られたのは何故だろうか?(あたり前です
君のお望みどおり、面白いと思ったのに・・・(楽しみ方が違うからだろ




んで、鑑賞中に突如鳴り響く我が携帯!
電話は地元の友人からで、なんでも「これから心霊スポットに行かないか?」ということだった。
私は「大学の友人と遊んでて、何時に帰るか分からない」と返答。
すると、「なら帰ったら連絡くれ」と向こうは返してきた。
いや、何時に帰れるか分からない言ったばかりやないか!
このくらいまで待ってみて、無理そうだったら今日はやめるとかいうニュアンスではない…
お前らいつまで待ってるつもりだ!?
そんなに恐怖体験しに行きたいのか?


まぁ、だいたいどのくらいに帰れるかわかったら連絡するとだけ告げて、通話終了。




その後、いろんな意味で最悪伝説となったネギまを見たり、個人的に結構好きなフタコイオルタを見ていると、Hayasakaから「到着した」との電話がかかってきたので、外へ。






外でHayasakaと合流。
私が本当にいることにえらく驚いていたHayasaka。
そしてHayasaCARに乗り込んで、いざ移動開始。
最初の目的地は我が家なのだが、その前にHayasakaがまだ夕飯を食べていないとのことなので、どこかで夕飯をということになった。


んで相談の結果、近くの松屋に食べに行くことになった。
実は私、松屋初体験なのだ。
地元に店舗がほとんどなくあっても結構遠く、これ系の店に食べに行くとしても近くにあるすき屋吉野家になってしまうのだ。
なので、何を食べようか悩んだ結果、ビビンバ丼に決定した。(本日2食目)
理由は・・・・・・・・・ひらめき?
Hayasakaも同じビビンバ丼を注文。
そしてYはカレーを注文。


んで私とHayasakaが普通にビビンバ丼を食べていたとき、隣でカレーを食べていたYの動きが突如停止した。
何事かと思ったら、Yが一言
「まずっ・・・(;´Д`)」




どうやらお口に合わなかったようだ




食事後、私とHayasakaでどのルートで我が家に行くのがベストな選択かを相談することになった。
え、Yはどうしたって?




聞かないでやってください(;´Д`)




んでルート決定後、店を出ていざ我が家へ。
途中で道を間違えるというお約束イベントも華麗にこなしつつ、進んだ。
懐かしい曲やイタイ曲を流しながら、ひたすら車を走らせるHayasaka。
助手席で僅かに道案内の役に立ったり、Hayasakaと会話している私。
後ろでずっと「眠い眠い」言っていて、いつの間にか爆睡ぶっこいているY。




あのさ、Yよ。
誰のせいで我が家まで長距離ドライブなんてことになったと思ってるんだ?
諸悪の根源が爆睡ぶっこきやがって・・・






やばい!殺意の波動に目覚めそうだ!!






そんなこんなでかなりとばしたおかげか、2時間近くで我が家に到着。
家の前で多少だべった後、おみやげをもらって別れた。
これから彼らは帰るために2時間以上のドライブを・・・御苦労様です。




かくいう私も帰宅後すぐ来た地元の友人達と共に心霊スポット巡りへ・・・
本日三度目となる夕飯を食べたり、スポットでたいした成果を上げられなかったりだったが、それはまた別のお話w