第3次スーパーロボット対戦α〜終焉の銀河へ〜 感想

注:ここから先はネタバレがあるぞ。見たくない人は別のタイトルへ飛んでくれ。以上の警告を守らずに感想を読んでネタバレを見てしまっても、私は一切の責任を取らないぞ。それでも責任を取れとかいう奴には私が超特別指導をしてやる!




























































さて、今作はαシリーズ最終作というだけあってスト−リーは、αからの謎が解明されたり序盤から決戦があったりと終わりにふさわしい感じです。
てか、終盤はとんでもなく壮大なモノにケンカを売ったりします。
これこそがイデオン参入の理由だと言わんばかりですけどw
今までのスパロボシリーズの中でも一番話のスケールがでかかったと思われ。




戦闘デモは正直第2次αの頃の使い回しが多かったのが気になりました。
変更されているものはされているのですが、まったく変更されていない機体もありますし。
まぁ、これは文句を言っても仕方ないことなのかと。
第2次αの時点でだいぶ完成されていましたから。
それにシステム面を色々と使いやすく向上させていたので、すべてを変えてる余裕もなかったと思われます。
ただ、真・ゲッターとマジンカイザーが追加技以外が変わっていないのには少々不満があります。
Kフェスでやったときに判明してしまったのですが、クスハ編では第1話から出てきてすげぇ喜んでたのに戦闘デモに変化がなくてちょっとションボリしてました。
まぁ、追加技が熱いから妥協しましたけど(ずいぶんと偉そうだな
戦闘デモといえば、今作はトドメに使うと演出が変わる技がかなり多かったですよ。
これを探すためにいろんな技で敵にトドメをさしてみたりもしましたしw
とりあえずバーチャロンの面々は格闘技ならどれでトドメをさしても決めポーズをするのには驚きました。




それとこれは仕方ないことなのかもしれませんが、カットインの演出ではMXにやっぱり負けてしまってますね。
まぁMXは戦闘デモよりカットインに力を入れた作品でしたからね。
でも欲を言えば、超えて欲しかったところです。




また今作は敵が無制限に出てきて指定ターンまで戦い続けろといったステージが何度とあり、撃墜数とパイロットポイント(以下PP)がやたらと稼げてしまうのがすごい。
おかげで主力メンバーの格闘か射撃が300超えは当たり前、使い込んだクスハにいたっては成長限界の400に達してしまいました。
特殊技能に収束攻撃と気力限界突破を追加したのに・・・
どんだけ稼いだのだか。
なので余ったPPは技量にまわしてましたw
そういえば地雷スキルとまで言われてしまった特殊技能の収束攻撃ですが、確かに格闘射撃にPPをまわした方が強くなるっぽいですね。
なのに何故あるのかというと、おそらく成長限界に達してしまったキャラに付けるためだと思います。
だって今作は異常なほどにPPが稼げるので、私のように一部の能力が成長限界に達してしまいそれ以上鍛えられなくなってしまうため、さらに攻撃力を上昇させる配慮だと思います。
あと、撃墜数もすごいことになりますね。
撃墜数999機をさほど苦労せずに出来てしまうところがなんとも・・・




さらに今作はシステム面がだいぶ使いやすくなっており、精神コマンドが一度にいくつも選べるようになっていたり、信頼や祝福などの他人に使用するコマンドが精神コマンド画面から検索できたりと、とても便利でした。
反面、自動小隊編成はまったく使いませんでした。
だってあれで組むと明らかに戦いにくい小隊になるんですもの。
それに私の戦略に合わないだけで他の人にとっては使いやすくなっているのかとも考えましたが、私の周りでもとにかく大不評でした。
てか、EXハードを自分で小隊を組まずに、自動小隊編成で組んだ小隊のみでクリアするってのはなかなかの試練になりそうですなw




んで新規参入作品についても少々。
バーチャロンの面々(つっても3機だけだがw)は実に使いやすかったですね。
テムジンとアファームドは余裕で主力になりますし、ファイエンは祝福の消費が30という驚きの少なさ。
サイズの問題で少々攻撃力が低く感じることもありましたが、サイズ補正無視や直撃で問題なし。
ちなみに敵を倒した後の決めポーズなのですが、テムジンとアファームドは2種類ありましたよ。
これにはビックリ。
こういうところは本当に力入ってるなぁ〜。
だったらついでに敵ユニットとして何か出すとか、隠しユニット入れるとかもやってほしかった・・・


ガオガイガーも同上ですな。
ジェネシックになってからの暴れっぷりはとんでもないものがありましたね。
射程の短さが難点といえば難点ですかね。
あと、ゴルディオンクラッシャーが1MAPにつき1回しか使用できないのは少々残念でしたが、ゴルディのことを考えれば仕方ないことかとw(そういう理由?
ちなみに私、天竜神を声という理由で最後まで小隊長として使ってましたw


マクロス7は歌を使っての気力上げがとても役に立ってくれました。
おかげで1ターン目からゼロシステムとかマジンパワーとかを発動させて暴れられましたしw
あ、ダイアモンドフォース隊は小隊員でした。


ガンダムSEEDは・・・今回の新規参入作品の中では一番微妙でしたな。
確かにユニットは弱くはないんですよ。
序盤のみすげぇウザいPS装甲とか、それなりにある合体攻撃の威力とか。
あとSEED発動により攻撃力が僅かだが上がったりしますし。
ただ、パイロットの面々が・・・弱い。特に命中率。
敵に攻撃が当たらなすぎなんですよ!
ニュータイプより低いのは仕方ないとしても、君達コーディネイターがいつも馬鹿にしているナチュラル(オールドタイプ)より低いというのはいかがなものだ?
SEED発動してようやくってレベルなのが痛すぎる・・・
しかもSEED発動出来ないメンバーにいたっては・・・


それと新規参入作品ではないですが、イデオンのことを。
イデオンソードやイデオンガンの凶悪さは相変わらずでしたが、今作はゲージが上げやすい分、使用条件がゲージの上昇+HP減少となってましたね。
これで少々使用するのが難しくなるかと思いましたが、そんなことは無かったですねw
ただ、ボスクラスはHPが多すぎてイデオンガンぶっぱなしても、まず落ちてくれません。
ダメージはかなりのものですが。
んなわけでFの頃みたいにラスボスをイデオンガン1発撃破は出来ませんでした。
まぁ、Fのころはギジェが魂とか覚えたせいで、イデオンガン+魂という蝶凶悪なことが出来ましたからね。
そりゃラスボスも1発で沈むわw




あと最終話に味方として戦闘に参加してくれましたよ、イルイがw
ただし、大人バージョン・・・_| ̄|○


分かってはいたさ。
大人の姿にならなきゃガンエデンを扱えないものな。
それに最終話の戦闘場所が・・・ですし。
でもさ・・・でもさ・・・
私は正直期待してたさ!
幼女姿のままガンエデンを扱ってくれると!(またムチャなことを


それと最終話といえばラスボスですよ、ラスボス!
とっても声が素敵なラスボスw
正直、初めて声聞いたとき呆気に取られましたよ。
いや、まさか声優で参加なさっていたとは・・・
分かった途端、ラスボスから偉大なオーラを感じましたw
くそ、声の補正で敵を強く感じるなんて久しぶりでしたわ。


あとCOMPACTの頃から(でしたっけか?)の伝統である、「最終話ではタイトル画面の曲(コンシューマでは主題歌にあたる)がMAPのBGMとして使われる」が今作は無かったので少々物足りなさを感じていたのですが、まさか最後の最後にやってくれるとは・・・
熱い・・・お約束っぽい展開とはいえ、熱かった!
てか、今作の主題歌である「GONG」は歌詞がとにかく熱く、かっこいい!








さて、思いつくままに書いてきた第3次αの感想ですけど、そろそろまとめに入ろうかと。
先ほども書きましたが、今作はαシリーズの締めくくりにはふさわしい内容でした。
難易度が低いと思った人用にEXハードを用意してくれたのも嬉しいところですし。
さらにいろいろなおまけ要素もあるのもいい感じです。
とりあえず、やれることはやりました感が伝わってきました。
αシリーズはスパロボ史上初となる戦闘デモでユニットが動くというのを実現させた作品でもありましたしね。
となると、次のシリーズはどんな進化を行うのでしょうか?(もう次のシリーズの話かよ


第3次スーパーロボット対戦α、楽しかったとですw








最後に一言。
知り合いが「俺の龍王破山剣を返せ!」と、しきりにぼやいてましたが、あれは龍虎王が銀河での決戦に向けて、剣術ではなく己が最も得意とする法術をメインに戦っていくことにした結果ってことではないのデスか?
ほら、こう考えれば納得いくじゃないですか。
少なくともブリットの設定のせいと考えるよりはw