機動戦士Zガンダム 〜恋人たち〜 感想

11/8に観てきました。
もちろん前回と同じく観に行く前日に、Y家に泊まって。




今回行った映画館は第1部を私が観に行った映画館とは違い、Yが私と観に行った後日1人で観に行ったという映画館です。
私が行ったのは初めてだったのですが、第1部を観た所よりも映画館内は広かったです。
ですが平日ということもあってか、人の入りはまばらでした。
なので前回のようにニュータイプな少年に出会うこともなく(そもそも子供が1人も居ませんでした)、上映開始しました。
約2ヶ月ぶりとなるネタバレ注意報です。ここから先はネタバレを含ぬ内容となっているので、ネタバレが「いやいやいや〜ん、いやいや〜ん」という方は別のタイトルに飛んでください。




























































うは、良いか悪いか蝶微妙w




まさにそんな感想がピッタリな作品でした。




ストーリーとしては、


宇宙に上がれなかったカミーユがフォウと出会いそして別れて宇宙に上がりZガンダムを受け取った。
一方クワトロは暗殺されたブレックスにシャアとしてエゥーゴの全指揮権を託される。
そしてアクシズのジオン残党に協力の申し入れをしに行こうとしたところ、シロッコの部隊と交戦する事になる。
その戦闘でアーガマは窮地に立たされるが、突如現れたガサCの部隊に助けられる。
しかしそのガサC部隊はジオン残党の部隊でその中にはハマーンの姿が・・・


といったところが第2部の内容です。
なかなかに原作でも重要シーンが多い中盤を映画化しています。




いい部分だったのは、やはり新作戦闘シーンです。
相変わらず迫力があっていい感じでした。
私的にはアッシマー戦が1番お気に入りです。


それと予想以上に新作カットが多かったことです。
第1部のころより明らかに増えています。
これは嬉しい誤算でした。




悪い部分はあまりにも飛ばし飛ばしすぎなストーリーです。
なんといいますか「原作の名シーンをとにかく繋げてみました」といったところでしょうか。
ある意味総集編ともとれてしまいます。
確かに原作ではフォウとの出会いと分かれ、Zガンダム登場、カツとサラの出会い、グラナダへのコロニー落としブレックス暗殺、ハマーン様登場とストーリー上の重要シーンが連続で出ます。
この部分をたった1時間半でまとめろというのが、そもそも無理な話なのかもしれませんがもう少しどうにかならなかったものでしょうか・・・


それと新作カットが増えたことにより、原作とも絵の違いが目立つようになってしまったということです。
なかにはカメラが変わった途端別人のように顔が変化しているシーンもあってしまったのがどうも・・・




そして良い所でも悪い所とも判断できない部分、これが私に第2部の感想を良いか悪いか蝶微妙にさせた部分でもあります。
それは、登場キャラ達の物事の受け取り方です。
第1部の時点でだいぶ物事を受動的に受け入れるようになっていましたが、第2部ではさらに受動的になっていたように思えます。
子供達だけでなく大人達もだいぶ受け取り方が変わっていました。
ただしこれは今のところ、私の中ではすごい判断しずらく思えました。
ストーリー自体がまだ途中だからと判断出来ないのだと言ってしまうのはなんだか逃げのようにも思えますが、今はそうさせてもらいます。
第3部を観れば判断できるでしょうからw






まとめますと、機動戦士Zガンダム〜恋人たち〜」は良くも悪くも後への繋ぎ的な作品すぎでした。
確かに全3部構成のうちの第2部ですから繋ぎ的な作品になってしまうのは仕方ないことなのかもしれませんが、もう少し何かで観せて欲しかったです。






最後に一言。
ラストに出てきたハマーン様は存在感がありすぎました。
たった1分ほどの登場でしたが、へたすると第2部の全キャラのなかで1番印象に残るのではないかと思われw




ついでにもう一つ。
パンフレットには富野氏が第2部を恋愛映画にして見せているとのことが書いてありましたが・・・
恋愛映画・・・だったのか?