卒研合格記念旅行 3日目 〜雪の中を走るように〜

2/20
昨日と同じく07:30頃、起床。
そして昨日以上の激痛を腕から感じました。
さらにケツっていうか、尾てい骨からも鈍い痛みが・・・
俺の体はボロボロだ!!(by某ヘタレライダー




という、動くのすら結構つらい状態という素敵な寝起きをむかえられました。
スノボって怖いですね。(お前だけです




とりあえず痛みを我慢して起き出し、布団を畳みました。
そして朝食。昨日の反省をいかし、腹八分目程度に抑えました。
朝食後、着替えてから荷物を持ち、いざスキー場へ。






スキー場に到着してまず目に付いたのは、昨日に比べて明らかに人が少ないということ。
なんせ今日は月曜日、つまり平日ですからね。
昨日と違って明らかにリフトが空いてたりするあたりがナイスです。
これなら昨日より多く滑れそうです。
私の体が持てばの話ですが。


それと昨日と違って雪が降っているんですよ。
しかも風も結構ふいてるので、かなり寒いです。
まぁこれが後々非常に困った事態になるのですが、それはおいおい語るとします。




ちなみに今日はスキーをやりたいとの意見もでたので、こうなりました。
スノボ組・・・私、早坂、親分、某Y
スキー組・・・如月、某(ry


まず私は初心者コースに向かい、滑りの練習をすることにしました。
昨日の時点では板を横にそして体は前に向けたままで、右足をちょっと前に左足をちょっと後ろにして斜め右方向に向かって滑り、方向を変えたいと思ったら今度は右足をちょっと後ろに左足をちょっと前にして斜め左方向に向かって滑ってました。
ただこの滑り方は足が痛くなるという欠点があります。それに見た目がかっこ悪い。
なので今日は、左足を軸にして右足のみを動かして滑るやり方を、練習してマスターすることにしました。


さっそく練習し始めたのですが、うまく足が動いてくれません。
どうやら昨日転びまくって痛い思いをしたので、転ぶことに対する恐怖心が心に植え付けられてしまったようです。
確かに昨日覚えた滑り方ならとりあえず転ばずに滑れますからね。
ただこれ以上のモノが出来なければ意味が無いと自分のチキンハートに言い聞かせてるのですが、いざやろうとしてもやっぱり足が動いてくれません。
さすが私のチキンハート。死んでしまえばいいのに・・・
なので、気合を込める意味もこめてMP3プレーヤーでJAMProjectの曲を聞き始める私。
するといい感じに気合が入り、いざチャレンジ!




さ〜て、SPmaster選手がへっぴり腰華麗に滑り出しました。
順調に速度に乗っていき、板を斜めにして左方向に向かっていきました。
ここからが彼にとっての難関ですね。まだ1度も成功していませんから。
お、SPmaster選手、目つきが珍しく鋭くなりました。どうやら覚悟を決めたようです。
一気に右足を動かして、後ろを向いたー。
そしてそのままの勢いで再び前を向いたーー!
その後ふらついて見事に転倒したーー!
一体何がしたいんだSPmaster選手ー!
えっと、これはどういうことでしょうか、解説のKさん。
はい、これは勢いがつきすぎて1回転してしまったということですね。
これは本人にも予想外であったのでしょう。
そしてバランスを崩して転倒、といったところです。
はい、解説ありがとうございました。




てな感じに気合ばっかが空回ってました。
ちなみに昼食を食べるために集合するまでは、ひたすらこんな感じに転倒しっぱなしでした。
とりあえず熱い曲で気合を入れて痛みを誤魔化しながら、転んで練習してました。
たまに今回初めてのスノボなのに結構きれいに滑ってる親分を見てへこんだりしましたがw
そして、何も掴めないまま昼食の時間へ…






昼食は昨日と同じところで食べた後(メニューは変えましたが)、全員でちょっとした相談をしたのですよ。
何故ならスキー場に来てから時間が経つにつれ、どんどんと風が強くなってきて、それに伴い雪の降る勢いも増してきました。
つまり、かなり吹雪いてきたんですよ。
実は今回の我々の足であるグランディスはスタットレスタイヤは一応はいてるのですが、チェーンがないのです。
多少の雪ならばチェーンが無くてもスタットレスタイヤで充分でしょうが、相手はスキー場になるほど雪が降る場所(今回行ったスキー場は人工雪ですけどw)&山道。
しかも帰りは下り坂満載なので、もしスリップしたらリアルに笑えません。
ということを考慮して、我々は撤収時間を早めることにしました。
以上のことを決めた後、それぞれが再び滑りに向かいました。




私は午前中にやっていた練習を続けることにしました。
するとなんとなくですが、コツらしきものを掴んだ気がしたのです。
その感覚を忘れずに再現してみたところ、なんと、出来ました!
ようやく、ようやく私にも出来たのです!
その後余韻に浸っていたら、見事に転倒しましたがw




成功したことに気を良くした私はそのままの勢いで、たまたま近くに居た如月と合流してさらに滑り続けようと意気込みましたが、天候は悪くなる一方なんですよ・・・
吹雪はもちろん、昼食を食べたときよりさらに強くなっています。
さすがにそろそろまずいのではないか?と思い始めた私と如月の耳にこんなアナウンスが響きました。




「路面にかなりの雪が積もってきたので、お帰りの際には必ずチェーンを付けてください。なお、ノーマルタイヤでは危険ですのでそのままで帰らずに必ずチェーンを付けてください。」


つまり、ノーマルタイヤじゃ事故るから、絶対チェーンをつけろ。無ければ帰るな。」ってことですね。




このアナウンスを聞いた時はちょうどリフトに乗っていたので、そこから駐車場を見ることが出来るのですよ。
なので見てみたところ、見事に真っ白という、かなり悲惨な事になってました。


さすがにこりゃまずいってことで親分と早坂に連絡を入れ、撤退準備をすることにしました。
とりあえず某Yと某(ryには早坂達に連絡を入れてもらうことにして、リフトで初心者コースまで来てしまった私と如月は急いで下ることにしました。
何度か転びつつも下り終わってほかの面々と合流。板を返して駐車場へ向かいました。




駐車場についた我々は降りることを最優先したので、着替えるのを後回しにしてとりあえずウェアに積もった雪を掃ってグランディスに乗り込みました。
そして親分運転の元、グランディスは雪の積もった山道を下り降りるために走り出しました。




道にはほかにも走っている車がいたので、その後をなぞるように走れば雪上走行は避けられたのが救いでした。
ゆっくりと走りながらも、しっかりと山道を下ってゆくグランディス
途中馴れていない雪道&スタットレスタイヤなので、道路脇によって後ろから来た車を何台か前に行かせたりもしてました。
すると我々のグランディスの前はNOAH(ノア)が走ることになったのです。
このNOAHの運転がなんとも言えなかったんですよ。
こいつ、とにかく車間距離をつめまくるのですよ。
いくらチェーンをつけていたとはいえ、普通の道でも車間距離をつめすぎだと思われるほど前の車に接近していたのですよ。
前の車が急ブレーキをかけたら、間違いなく衝突しています。
おまけにこいつの運転はめっちゃ荒かったんです。
今までの車が走った後からはみだすようにふらふら走ってて、見てて怖かったです。
まぁこちらは親分が車間距離をかなり開けるように走っていたので、笑えてたのですけどねw




前を走るNOAHに苦笑ながらも走り続け、無事に下ることが出来ました。
その後近くにあったコンビニの駐車場を借り、3人が車内で着替えてる間残り3人がコンビニ内にて待機、着替え終わったら交代して残りが着替えるという作戦を取りました。
そして着替え終わった我々は、そのまま帰るために高速道路に向かいました。






高速道路に出た我々を出迎えてくれたのは、すげぇ濃い霧でした。
もう数メートル先すら見えないような濃い霧だったので、周りに合わせて一般道並の速度で走っていました。
すると、その脇を明らかに高速道路な速度で爆走してゆくトラック!
誰の目にも濃いと思える霧をものともせずに走り抜けてゆくその姿は、かなりかっこよかったです。(え
まぁ我々は安全第一で走ってましたけどw




途中サービスエリアによってトイレ休憩&おみやげ購入をした後、ひたすら走り続けたことに寄り都内に近づいた我々。
このとき起きていたのは運転中の早坂を除くと、私だけでした。
時間もいい頃だったので、夕食の話となったのですが…


早坂「ねぇ、ミスター?」
私「ん?」
早坂「実はさ、帰り道の途中に馬車道があるんだけどさw」
私「ちょwww早坂www」
早坂「どうだい?」
私「いいか早坂、確かに俺たちにはピッタリかもしれないが、ここには親分が居るんだよ。さすがに親分には、なぁ…。だから、行こうじゃないかw
早坂「www」


というわけで、馬車道に向かうことに勝手に満場一致で決定w(え




馬車道で夕食を食べながらこの後のことについてちょっとした会議をして、ここから一番近い早坂家に向かいました。
早坂家に到着したら、さっそく夕食時に決めた作戦を実行。
それは、2日前に都内で迷った我々を都内の道に詳しい早坂に道を案内してもらって、都内を抜けてさいたまにある某Y家まで行こうということです。
とりあえず早坂の 先行の元、都内をひた走る我々。


ちなみに某Y家に向かってる最中、たまたま某(ryの好きなメタル系の曲を流したのですよ。
すると私が異様な食いつきを示したのです。
こう、なんというか、心に響いたというか・・・
さらにシンフォニー系の曲を流されて、さらに食いつき私。
どうやら私ってこの手の曲、好きっぽいです。
そういえばゲームでシンフォニー系の曲が流れると、テンションが上がったりしてたなぁ〜。
その曲が聞きたいがためにゲームのサントラ買ったこともありましたし。中古ですけどw
でも一つのジャンルとして確立されていたことは知りませんでした…
今度CD買おうかしら。


そんなこんなで早坂の案内のあかげで迷わずに都内を抜け無事に埼玉県に入り、某Yに到着しました。
そこで早坂&某Yと別れ、グランディス乗車組はここから1番近い某(ryの家に向かいました。


実は今回のメンバーで誰も行ったことのなかった某(ry家に到着し、某(ryと別れた私、如月、親分の3人はこのまままっすぐ帰るかと思いきや、そのまま岩槻にある万代書店に向かってみました。
スノボの疲れもなんのそのって感じに遊ぶ我々。
結局2時間半ほど遊んでしまいましたw
そしてようやく帰るために親分家に向かい始めました。






00:30。もはや21日になってしまいましたが、やっと親分家に到着しました。
そこで親分の弟君のとってもスリリングな駐車を見てハラハラしつつ、インプレッサに乗り込む私と如月。
そして私の家に向かいました。
当初はどこか途中で夜食でも食べようかと考えていましたが、お互いに眠いってことでまっすぐ私の家に行くことに。
そのかいもあってか、無事に私の家に到着しました。
そしてこれから自分の家に帰るためにあと1時間ほど車を走らせる如月にエールを送って別れましたとさ。












卒研合格記念旅行






・主な登場人物
この日記ではメインなのに、ロクに活躍していない私こと、『SPmaster』
1日目、2日目共に1番先に寝た『如月』
物覚えのよさを見せつけてくれた『親分』
ウインタースポーツはお手の物『早坂』
珍しくたいしたネタが発生しなかった『某Y』
2日目の夜に結構はじけてた『某(ry』






・行程
3日間






・総走行距離
さあ?(聞かなかった)






                      THE END