4年ぶり、待ちに待ったトリコロ新刊

2巻が発売されてから実に4年ぶり。
ついにトリコロの新刊が出ましたよ。
ここにくるまでに、きららでの連載休止、その後芳文社から撤退、そして電撃大王での連載再開、と色々ありましたね。
まぁ電撃大王でも単行本の修正作業ということで連載休止したりしてますがね。


さて新刊ですが、表紙は芳文社の頃の流れを受けて多汰美です。
いや〜、これは嬉しいですね。
会社が変わっちゃったんで3巻という表記を付けることはできませんが、1巻は八重ちゃん、2巻はマキちー、と1人ずつ表紙になる流れを受け継いでくれている以上、ファンとしては3巻と扱って問題無でございます。(ぉ


さらに嬉しかったのが2巻の後から連載休止までの間に書いた話が、全部ではないですがちゃんと収録されていたことです。
これらは会社も変わっちゃったのでこれらの話はすべて単行本未収録になっちゃうのかな〜と思っていたため、収録されるのを見たときはマジで驚きました。
さすがに全部は無理だったのか、収録されていたのはその期間内に書かれた話の中から数個だけでしたが。
それでも元々収録されないだろうと思っていただけに、嬉しい限りです。
ですが会社が変わってしまったためか、きらら単行本恒例の巻頭書き下ろしカラー漫画がなくなってしまったのが残念でなりません。
連載休止してまで単行本作業を行っているとのことなのでもしかしたらと期待していたのですが、残念ながらカラーイラスト1ページのみでした。
連載休止してまで単行本作業をしているのですから、ここは是非とも頑張ってほしいところでした。
仮に大人の事情等で巻頭書き下ろしカラー漫画が無理でも、せめて書き下ろしカラーイラストを数ページ描いてほしかったです。


また新刊の内容自体は私が電撃大王ですでに読んでいたため全部知っている話でしたが、それでも安定して笑えるから凄い。
やっぱり海藍さんの漫画は、ネタの静と動の切り替えやボケとツッコミの台詞回しが秀逸ですわ。
ちなみに新刊に収録されている話の中で特に好きなのが、紙飛行機を作る話と蜂の巣を見つける話です。




さて、無事に単行本が出たということで私的に気になることをひとつ。
一応単行本作業のための連載休止期間は春までとなっていますので、来月号もしくは再来月号までには連載再開しますよね。
きららのときみたいにならないことを祈っております。