乃木坂春香の秘密 第7話「…大好きなんです」 〜か・ん・そ・う〜

注)ここから先はネタバレがあるそうだ。だからネタバレはふざけるなという者、ネタバレを見たくないという者は別のタイトルへと移動した方がいいだろう。もしこの忠告を無視してここから先の感想を読んでネタバレを見ても、管理人は一切責任を取らないそうだ。
うぃ〜、こ〜んな感じでいいのか〜、裕人〜。








































最初に言っておく。裕人かっこよすぎ!


おいおい、一度は劣勢に立たされたルコと葉月さんが、裕人が玄冬に盛大に啖呵切ったら復活するとか、裕人は主人公の風格満点じゃねぇかw
てか、この展開はマジでバトルモノっぽくてビックリした。
そもそもこのシーン、原作では一触即発状態になったところで美夏が駆けつけるので結局バトらないんですよ。
なのにアニメだと普通にバトルが始まりましたね。
まぁアニメだと動きで見せる演出が出来るので、話を盛り上げる意味でこうしたんでしょうね。
正直、主人公の啖呵で復活とかベタといえばベタな展開でしたが、私的にはこういうの大好きなんでめっちゃ楽しんで見てました。
おまけにこのシーンで絵が結構動いてたのにも驚いた。
最近少し作画落ちてきたかなと思っていたところだったでしたから、余計にそう思えました。
でも葉月さんがチェンソーを起動させて構えてるときの漫画的表現はどうかと思うよ。
あれ見た瞬間、緊迫感とか一切なくなりましたね。
てか、あれって第三話で見せたようなギャグ的表現用じゃないんですか?
げんに振動してる演出なんて、普通に描けるものなのでは?
めんどくさかったのかな…
ですが、素人的考えだと数枚の絵を繰り返し使うだけで振動してる演出を表せそうな気もするんですが…
これだと迫力でないのかな?
でもあの漫画的表現だと、迫力なんて皆無だし…
あ〜、わからん。




さて、今回初登場の玄冬さんと秋穂さん。
玄冬さんはなぁ…
完全に悪役のボスという初登場シーンでしたね。
原作を読んでるとすっかり忘れがちですが、そういえばこのおっさんって威厳ある人なんでしたっけね。
もはや貴子潤一郎短編集の探偵真木の橋爪おっさん並の扱いをされているのが、哀れで哀れで…
まだこの頃は、明かりの消えた部屋の中でオタグッズを踏みつけながらバックに雷を背負うというボスキャラクラスの破格の扱いを受けることができたんですね…
てか、すべてが解決して春香が裕人の胸に飛び込んだとき、このおっさんも野次馬根性丸出しだったけど、そんなことするキャラでしたっけ?
一応我に返ってから止めに入ってましたけど、遅いって。
ああ、さっそく威厳が…
まぁ秋穂さんに睨まれて怯えてる時点で威厳もくそも無かったでしたけどねw


そして乃木坂家の最終兵器こと秋穂さん。
秋の名が示すとおり、もみじを舞い散らせながらの登場シーンとは、やるな製作陣。
でも室内で傘を差してるのはは正直どうかと思うよ(ツッコむとこそこかよ
いや、確かに似合ってたけどさ。




とまぁ今回は、春香家出の話を1話かけてやり尽くしたといったところでした。
ちゃんと原作のおさえるべきところはきっちりとおさえてくれてるのが嬉しいところ。
正確に言うと、春香お姫様抱っことか、春香がだぶだぶパジャマ姿で枕を抱きかかえてるとか、酔った葉月さんのおとぼけっぷりとか、ルコと玄冬の睨み合いとかね。
ちょこちょこと違うところもありましたが、ほぼ原作通りだったかと。
むしろ違うところは、今回に限ってはいい意味での変更点でした。
ちょっとしたバトルシーンや裕人が啖呵を切るまでの展開などは、とてもいい味だしてました。
さすが、春香が父親に趣味を認めてもらうというストーリー的にも重要な話だけあって、気合が違ってましたね。




てか、趣味を認めてもらう話が、まさかこんなにあっさりと解決するとは…
前回の予告での「別れ」って一体なんだったんだろ…
しかしそうなると、ほんとにラストはいまだにやっていない「春香がアキバ系になるきっかけになったイノセント・スマイル創刊号を誰にもらったのか」という話をやるとしか思えないですな。
あと可能性としては、原作第4巻の文化祭の話をラストにもってくるとか、ですかね。
あれなら、お互いの気持ちが少し変化して二人の仲が進展するわけですし、それまでにちょっと一波乱もありますからね。
もし第2期とかやるつもりであるのなら、ラストにするにはふさわしいと思いますが…
でもこれだと「春香がアキバ系になるきっかけになったイノセント・スマイル創刊号を誰にもらったのか」をからませづらい気もするんですけどね…
となると、やっぱアニメオリジナル話でラストをしめるのかな?
例えば、春香の秘密が絶対にフォローできない状態で周囲にばれるとか。
もし第2期とか一切考えてないなら、間違いなくやると思うんですよね。
さて、そうなることやら…




そして次回はタイトルから察するに、美夏がメインになるんですかね。
となると、春香の誕生日プレゼントを買いに行く話でしょうね。
まぁ予告を聞く限りでは、何故か椎菜も関わってくるみたいですが…
たしかに原作でもこのときに椎菜と遭遇するんですが、それはまだ転校してくる前でおまけにぶつかってちょっと話して終わりでしたが、アニメだとそれ以上に関わってくるっぽいこと言ってますね…
今までの展開から想像するに、また何かしらのエロイベントがあるんだろうな…
すっかりエロ担当だな、椎菜。






最後に一言。
今回は春香の趣味が玄冬に認められたところで終わってしまったので、オタグッズを普通に飾れるようになった春香の部屋が見られませんでしたね。
これは次回には見れるのかしら?
正直あの殺風景な部屋からどこまで変わったのか、楽しみなんですよね。
まぁネ申クラスのような、色々と超越した部屋にはならないでしょうが。
それと、メディアワークス関連のグッズがどこまで飾られてるかも、ちょっとした注目点ですよ。
てか、あんだけシャナネタを出してきたことを考えると、最低限シャナのポスターは飾られてるでしょうね。