のぎーさん感想、ようやく再開

やはりこの場はダッフルコートに羽リュック、そしてたい焼きの定石コンボで攻めるべきか? だがけろぴーパジャマにピロシキ、そして肉まんの必勝コンボも捨てがたい…… いっそのこと制服にストール、そしてバニラアイスの奥の手コンボを発動すべきか! いやしかし(ry




どうも。SPmasterです。








さて、昨日の続きです。




翌日。
色々やっていたら、気付けばすでに午後3時。
さすがにそろそろ行かないとまずいなと思い、さっそくアパート近くの歯医者へ。
とりあえず受付で、予約なしでも診察してくれることを確認。
そしてさっそく見てもらったわけですが……




医者「あ〜、これはひどいね。 神経むき出しになってるよ。」




やっぱり重症だったようです。
ちなみに神経が剥き出しになっているのに何故しみないのかというと、剥き出しになったところから神経が死んでいってるからだそうです。
とりあえず歯の神経を抜くしかないかな〜と言いながら診断していた歯医者でしたが、突然声のトーンが変わりました。




医者「あれ? これは歯に針金がささってるのかな?」
私「はいぃぃぃ!?」




衝 撃 の 事 実 発 覚




歯医者に言われたとおり鏡でその部分を確認してみると、確かに歯に針金らしきものが。
なんだ!?
転んだときにグッサリいきましたか!?
でもそのわりには痛みを感じないわけですが……


とりあえず言われるがままにレントゲン撮影。
すると歯に刺さっているのではなく、どうやら2本の歯をくっつけるかのように針金が巻かれていることが判明。
それを聞いて私に心当たりが。
私、小学生の頃から歯の矯正をやっていたんですよ。
当時の親の話だと、私はニッってやると、下の歯が前に来るようになっていたらしいのです。
それを見かねてたまらず連れて行ったそうです。
ただこの歯の矯正、期間がえらい長くてですね、ぶっちゃけ高校を卒業してもまだ通っていたんですから。
しかし高校の終わりには半年に一回、経過を見せに行く程度になっていましたが。
なので大学入ってからしばらくして、行くのがめんどくさくなっていつの間にか行かなくなっていたんですよ。
もしかしたら半年に一回通うことになっていたのは、針金を巻きつけた2本の歯を見るためだったのかもしれないですね。今思えば。
そんな感じのことを歯医者に説明すると、治療には邪魔なので取っちゃおうということに。
さっそくはずそうとするわけですが、ガッチリ固定されてそう簡単にははずれない。
そりゃそうだ。
なんせこの処理を施されておそらく数年。
その間私は巻いてあることすら、まったく気付かなかったわけですから、そう簡単に取れるものでもないでしょう。
すると歯医者がここで強行手段に出ました。




医者「ペンチ持ってきて!」




ナース(歯医者もナースでいいんでしたっけ?)にそう告げる歯医者。
ってペンチィィィィィ!!?
そして言われたとおり、ペンチを持ってくるナースさん。
おいおい、これはごく自然にペンチを持ってきたことと、そもそもなんで歯医者にペンチがあるのかということのどっちにツっこむべきなのだろうか?
とりあえず、そのままペンチで針金を切断する歯医者。
そして切断された針金を見てみると、あきらかに人工的に巻きつけられた跡がありました。
うん、これは確定ですかね。
とりあえず、転んだ拍子にぶっ刺さったものじゃないとわかって一安心です。


歯医者「いや〜、僕も歯医者になってそこそこ経つけど、治療にペンチを使ったのは初めてだったよ。」




ですよね〜






さて、予想外のハプニングもありましたが、それも終わったのでいよいよ本題となる欠けた歯の治療です。
とりあえず今日すぐに完治というわけには行かず、何回か通ってもらう必要があるとのこと。
まぁそれに関しては予想してた通り。
そして今日は死に始めている神経を完全に歯から抜いて、代わりに詰め物をしておく治療をすることになりました。
しかし、歯の神経を抜くってどうやってやるんだ?
そう思っていた私が次に目にしたのは、麻酔が入っていると思われる注射器を構えた歯医者の姿であった……
あ〜、なんかこの光景、虫歯ばっかりしてたガキの頃によく目にした光景だわ……
正直あの痛さが嫌で、歯磨きをしっかりとするようになったのも、いい思い出です。
おかげで永久歯になってから虫歯にはなってませんぜ。だというのに……
そして麻酔を打たれて、懐かしいあの唇が鈍く腫れるかのような感覚に襲われた私。
んで麻酔が効いていることを確認した歯医者は、歯を削るときとかに使う細い針を構えてきました。
おいおい、んなもん構えてどないすんねんと思っていた私をよそに、歯医者はなんと歯にその針を差し込んできたんです。
ええ、普通なら口の中なんで見えるわけなんですが、歯医者がかけていたサバゲーなんかで使われるプラスチック製のゴーグルに、その光景がばっちり映ってんの。
ちょうどガラスに自分の姿が映るのと同じ原理です。
しかし麻酔の効果により痛みはまったくなし。それが逆に怖いわけですが。
だって歯に針が刺さってるんですよ!
なのに痛みがないって、不気味すぎだろ!
そんなことを思っていると、今度は歯から針を抜き出した歯医者。
するとその針には、なんか見慣れぬものが付いてるわけですが……
ああ、これが歯の神経なんですね。
そしてもう一本の欠けた歯も同じように神経抜き抜き〜。
んで今度は綿っぽいものを針に巻きつけ、それを先程と同じように歯に突き出し〜。
どうやらこれが抜いた神経の代わりとなる詰め物のようです。
その後は白い石灰みたいなもの(歯型を取るときに使うやつ?)で歯を固めて詰め物が取れないように蓋をして、今日の治療は終了となりました。






というわけで、あれから週一でですが歯医者に通っております。
ぶっちゃけ顔の傷はほぼ完治したわけですが、こっちはなかなかに時間がかかりそうです。