A.C.E.の新作について少々

いや〜、驚きましたよ。
「Another Century's Episode(以下、A.C.E.)」の三作目、「A.C.E.3」で「THE FINAL」とか言ってたんで、A.C.E.シリーズは完結したはずだったのに、まさか続編が出るとはねぇ〜。
まぁ世界観は今までのA.C.E.シリーズ(といっても過去作でストーリーに繋がりがあるのは2と3だけで、1は完全に別物扱い)とは完全に別物のようですが、それでも続編が出たのには素直に驚きです。
てか、最後とか言ったくせに続編を出すとか、それなんて電王?
でもまぁなんだかんだ言いつつも、普通に嬉しいというか、正直続編発売を知ったときは大興奮しましたけどね。
だって思わず、店頭で流れてたPVをガン観しましたもん。




それにしても、歴代作品と比べると参戦作品を一新してきましたね。
てか、今回参戦する11作品の中で、A.C.E.3からの引き継ぎ参戦は「逆シャア」と「キングゲイナー」の2作品だけじゃないですか。
そのため「逆シャア」だけが、唯一の全A.C.E.シリーズ参戦作品となってしまいました。
しかも今回の「逆シャア」は、ニューガンダムだけしか参戦しないという、スパロボではお馴染みの「いるだけ参戦」扱い。
つまり「Scramble Commander the 2nd」と同じ扱いです。なんだかなぁ〜。
まぁマンネリ化を防ぐために、今までの空気を一新するという意味では、いい判断だと思いますよ。
少なくとも、中途半端にキャラをリストラしたせいで大ブーイングを受けているマジアカ7に比べれば、よっぽどマシです。


ただなぁ、私的に使いたいって思う作品が少ない……
とりあえず「クロスボーンガンダム」と「フルメタルパニック!」ぐらいですかね。
てか、ぶっちゃけいまだにA.C.E.3をやってるのって、使いたい作品が多いからなんですよ。
しかもその中に「ガンダムX」「真ゲッターロボ」と、私の大好きな作品が参戦してますし。
おかげで飽きない飽きない。
さすがに毎日やったりはしてませんが、休日に気付いたらリアルエースで「ひぃぃぃぃいい!」って言いながらプレイしてます。
そういうわけで、私的に魅力的な参戦作品の少ないA.C.E.新作は、A.C.E.3のようにはまれるのか、今から少々不安ですね。


まぁ参戦作品数自体が、A.C.E.3から比べると一気に減ったため、必然的に魅力的な作品が減ってしまったとも取れなくも無いのですけどね。
てか、A.C.E.2よりも少ないんですよね。
おまけに、なんだか物珍しさにも欠けるラインナップですよ。
てか、スパロボZで初参戦した奴らの参戦率多いなぁ……
まぁA.C.E.2までだと、いわゆるリアルロボットしか参戦してなかったのに、A.C.E.3でいきなりガチのスーパーロボットである真ゲッターが参戦したときの驚きを超えろってのが、難しいのでしょうが。
そのため、今回アクエリオンが参戦したことも、なんかあたり前のように思えてしまいます。
また空中戦が前提となるA.C.E.において、飛行がほぼ不可能な「フルメタルパニック!」が参戦しているのは少々興味深くも思えますが、飛行できない機体はA.C.E.3で参戦したガチコという前例がすでにいるんですよね……
そう思うと、やはり「THE FINAL」と謳っただけあって、A.C.E.シリーズはA.C.E.3でやりたいことをやりきってしまった感がありますね。


・自分以外のすべてを(各ミッションの制限時間でさえも)スローモーションにしてしまうオーバースキル「加速」やBDIシステム
・変形することでバルキリー以上に機体特性が別物となり、さらに参戦ユニット中唯一、単機での特殊コンビネーションが行える「真ゲッター
・色々と面白いことになっている「ニルヴァーシュ typeZERO spec3」や「ガンダム(狂四郎)」


などはその代表例と言えます。
はたして、新作ではこれらを越える何かが登場するのでしょうかね?
まぁこれらは逆に言えば、A.C.E.3でこれだけのことができたんだから、上位機であるPS3で発売されるA.C.E.新作では、さらに色々なことが出来るはずということになるわけですが。
地上にいるときと操作性や武器性能にまったく変化が無い水中戦、全体的に冷遇されている近接攻撃など、A.C.E.3にも改善してほしい点は結構あるので、それらを是非ともなんとかしてほしいです。
あとPS3なんで、戦闘時のグラフィックには、大いに期待していますよ。
ぶっちゃけ歴代A.C.E.作品は、どれもPVとゲーム中のグラフィックに差がありすぎるんですよね。
おそらく、出来の良すぎるPVに魅了されて、買って後悔した人もいるのではないでしょうか。
確かにゲーム中でのグラフィックも、決して出来が悪いわけではないのですが、あのPVを観た後だとどうしても見劣りしてしまうのは致し方ないかと思われ。
まぁそれだけ、PVのクオリティが高いということなんですけどね。
ですがそれがマイナス面に働くのでは、逆効果もいいとこです。
なので新作では、是非ともPV負けしないクオリティを見せ付けて欲しいものです。
あと、宇宙空間で暴れまわるボン太君の勇姿には、今から期待しまくりです。