BLOOD ALONE(著者:高野真之) 感想

次はこれです。
あきらかに常人離れした戦闘技術を持つ小説家の男性「クロエ」と、見た目も中身もお子様だがとある方面には恐ろしいほど鋭い吸血鬼の少女「ミサキ」の日常を描いた作品。
ちなみに私がこれを買った理由はぶっちゃけ絵とオビのあおりでおもしろそうと思ったという、ある意味衝動買いなんですけどね。
だってウラのオビは「ミサキちゃん大ピンチ!?」と書かれてて、その隣にはクロエがミサキをベットに押し倒している絵があるんですよ!
これは買うしかないだろ!!(゜д゜)b(ヲイヲイ
まあそんなわけで買ってみたら、本編の話は全然そんな感じではなく(当たり前です)、これは特別描き下ろし短編用の展開でした。ちっ、残念
でも、個人的には当たりでしたね。だってミサキ萌え〜(ヲイ
作品の雰囲気はガンスリンガーガールに近いものがありますね。例えるならばあんな感じ。
だからかな、個人的にいいと思ったの。ガンスリの雰囲気結構好きですから。
微妙に暗い感じに話が進んでいきます。なんかクロエもミサキもいろいろ抱えてるっぽいし。
ただ、ミサキは普通な感じの吸血鬼でした。(なんか変な文だな・・・
コウモリになったりとか、昼間でも太陽の下でも平気だったりとか、世界と一体化しちゃったりとか、ねこ耳モードだったりとか、そういうことはありません。
普通に血が吸えて、傷の直りが早くて、相手の目を見ることによって魅了できたりとか、近年の吸血鬼キャラとしては普通な感じです。
あとEpisode6の漫画の描き方は初めて見たもので、あ〜枠を取ったらこんな感じになるんだ〜といったところです。
ちょとごちゃごちゃしている感もありますが、それでも見やすく感じるのは作者の腕前といったところでしょうか。
まだ1巻なので、これからどんな風になるかは分かりませんが、期待して2巻を待たせてもらいます。
微妙に暗い感じの話が好きな方、普通な感じの吸血鬼の話が好きな方、そんな方におすすめしますよ。
・個人的おすすめ度:7/10(この世界観が気に入れる人にはおすすめ)