はじめてのしゅじゅつ

タイトルどおり、5/12に手術を受けてきました。
まぁ手術といっても、足の爪が生えないようにするだけ。
おこなうのは「フェノール法」と呼ばれるもので、どうやら爪を生み出す細胞を薬品で焼いて殺し二度と爪が生えないようにするものです。
私の場合はこの方法で食い込んでしまっている爪の両端を生えないようにするので、全体的に爪を細くする感じになるそうです。
それほど大掛かりなことをするとは思ってもいませんでしたが、なかなかに本格的でした。
今回は私が受けた手術での出来事を書いていこうと思います。








13:50
病院に到着。
事前に渡された書類には「当日は車で来ないでください」と書いてありましたが、そんなものは見えねぇぜ!ってな具合に思いっきりハイマイファミリアでまいりました。
だってさ、事前説明で「手術後はあまり歩かないようにしてください」と言われていたんですよ。
「手術後はあまり歩かないようにしてください」と言いつつ「当日は車で来ないでください」ときたもんだ。




なにこの矛盾www




まぁおそらく誰かに送ってきてもらうかもしくはバスでこいってことなのでしょうけど、送ってもらおうにも私の身近にそんなこと頼める人はいないですし…
そしてバスは金がかかりますしねぇ(ヲイ






病院に到着後は受付をしたあと、診察室前で待つことになりました。
ここはいつもどおりなので、名前を呼ばれるまで持参したラノベを読みふけってました。
そして名前を呼ばれ、いつもと違った入り口から診察室へ。
そこでおこなったのはいつもの診察ではなく、検温と血圧測定でした。
んで計っている間に手首に名前と番号の書かれたゴムバンドをつけられました。
それらが問題なく終わり、今度は手術用の服に着替えることとなりました。
この服ってアニメやドラマとかでよく見る旅館の浴衣の簡易版みたいなやつです。
さらにそのうえにガウンを着ました。
というか、ガウンなんて着たの初めてなんですけど。
まさかここで着ることになろうとは…
それにしても貧相な私のイメージでは「ガウン=成金」なわけですが、どうでしょうか?(何が
私に葉巻を




そしてガウンを着込んだ私は看護士に案内されるがままに、初めてこの病院の二階へと上がりました。
するとエレベータを降りてすぐのところに即席の待合室のような場所がありました。
どれくらい即席かというと、よくアニメやドラマなどで手術室の前に置いてある長椅子ってあるじゃないですか。
あれがいくつも置いてあって、そこにとりあえずの仕切りがあるといったところです。
そこで少し待たされた後、ガウンを脱いで手術服と下着だけを着た姿になった私はいよいよ手術室のある区画というか部屋というのかは分かりませんが、とにかくそういう場所に入りました。
そこに入ると手術中に医者がつけている帽子を私もかぶることになりました。
そして消毒液の匂いというのかなんなのか私には判別できませんが、とにかくそのような独特の匂いが漂ってきました。
さらにそこらへんに何に使うのかよく分からない機械がいくつか置いてありました。
なんというか、変形合体とかしたらかっこよさそうな見た目です。(ぇ


んで医者達の休憩所の横を通ると、ついにあの扉の上に「手術中」のライトがある部屋の前に辿り着きました。
どうやらようやく手術室に着いたようです。
よくアニメやドラマでは手術室の前で恋人や家族などが長椅子に座っているシーンがありますが、どうやらこの病院では手術室の前までは患者しか入ってこれないようになってました。
そのかわりがさきほどの即席の待合室のようです。
なのでこの病院では「「手術中」のランプが消えて医者が手術室から出てきて、それに待ってる方々が駆け寄って問い詰める」といったシーンは再現できそうにないです。(どうでもいいな


そして手術室の中に入ると、患者が寝るためのベットと複数のライトがつけられた照明機材に心電図など、アニメやドラマでよく見る一通りの機材が置いてありました。
それらを見ていた頃は、まさか自分がこの場所で手術を受けることになるとは夢にも思っていませんでしたが。
んでベットに横になると、身体測定で心電図を測るときに体に取り付ける吸盤のようなやつをいくつか取り付けられ、さらに血圧測定で腕につける奴も取り付けられました。
そしてピッピッ…と心電図の音が鳴る中、いよいよ手術が始まりました。
といっても最初に指に麻酔注射をされたのでその時には痛みを感じましたが、その後は麻酔の効果により一切痛みを感じずに手術は進みました。
むしろいちいち腕を締め付けてくる血圧測定の機械がとてもうざかったです。
さらに手術室にはずっと音楽が流れていました。
あのコンビになどで流れているやつ(なないちいちな店では流れてませんがw)です。
たぶんFMですかね。
全部聞き覚えの無い曲だったので、完全に聞き流し状態でしたが。
まぁ最近のヒットチャートなんぞ興味が無いので仕方が無いでしょうがw
ヒットチャートなんて気にしていたのは高校の頃まででしたし。




そんな感じにボーちゃんにようにボーとしてたらいつの間にか終わってました。
特にハプニングもなく終わりました。
まだ麻酔が効いているので痛みは感じませんでしたが、麻酔がきれたらジクジクとした痛みがあるそうなので、今日はおとなしくして方が身の為ですとの忠告を受けました。
まぁ元々まっすぐ帰るつもりだったので問題ないわけですが。
あと足を心臓より高めに上げていると多少は楽だとのアドバイスももらいました。
その後は手術室を出てから手術服を脱いで着てきた服に着替えてから会計を済ませ、痛み止めなどの薬をもらってから病院をあとにしました。




んで帰宅中、麻酔がきれ始めたのか痛みを感じるようになりました。
最初は刺すような痛みだったのですが、そのうちジクジクとした痛みに変わってきました。
まぁ痛み自体はまきづめがひどいときにも感じていたので、どうでもいいことですが。
なので麻酔がきれて痛みを感じ始めたときは


「ああ…痛む。前よりも…ずっとだ」


痛みを思い出せた頃のゼクロスの気分にひたってました。






それから次の日になるまでくらいは痛みを感じ続けました。
ですがそんなことよりも、これからしばらく通院しなくてはならないことの方がめんどいです。
まぁ指切断というありえなさそうな最悪の事態が回避できた以上、そんなことでグチるのはお門違いな気もしますが。