ゆかりんライブ in ぶどーかーん Program.3

さて、いよいよ会場内に入る列のところに着いた我々。
その入場列ですが、開場時間からすでに30分近く過ぎていたためか、開場時に比べたらはるかに短くなっていました。
なのでそこに悠々と並ぶ我々。
しかしいくら短いといっても待ち時間というのは必然的に発生します。
まぁ待ち時間といっても数分でしたが。
ちなみにそのときにSeraphから聞いたんですが、どうやらゆかりんYTフールドというスタンド能力(ぉを持っているらしく、この効果によってゆかりんのイベントは高確率で晴れるというジンクスがあったらしいのです。
げんにSeraphとECLAIRが今まで参加したゆかりんのイベントは必ず晴れていたとのこと。
しかし今日、そのYTフィールドが破られた…
んで2人から、SPmasterが来たからだとなんだか理不尽なこと言われました。
その証拠に2人が物販の列に並んでいたとき、私が近付いたら雨が降ってきましたが、私が2人のもとを離れた途端雨がやんだとのこと。
まぁ確かに私が雨男なのは認めますよ。
前に日記にも書きましたけど、小学校の遠足は狙い済ましたかのごとくすべて雨だったという前科がありますので。
さらについこの間も、飲み会だからって電車通勤した日に限って大雨に降られる悲劇。
なんでか嫌というほど雨に縁があるんですよね。
いよいよ私のスタンド能力はウェザーリポートで決まりですかね。
一切コントロールできてないのが駄目すぎですが。




ええと、脱線しまくった話を戻して…
とりあえずこの前の横浜でのライブでは晴れだったわけだから、私一人のせいじゃないと思われ。
今回はたまたま私クラスの雨男が複数参加したからではないかと妄想…






そんなこんなで気付けば列も進み、今回も有志によるコール本をもらい、前回もやった入場前の荷物検査へ。
ちなみに今回は口頭でカメラ等を持ってないかと聞かれるだけでなく、ちゃんとバッグの中まで調べられました。
もちろんカメラ等などは持ち込んでいないので、すんなり通してもらえました。
まぁ持ち込むどころかそもそもカメラ持ってないし。




さていよいよ武道館内への侵入を果たした我々。
武道館の中か〜、と初めて入ったがゆえの感慨を抱きつつ通路を進みライブ会場へ。
するとそこには大量に並べられたパイプ椅子が…ってパイプ椅子!?
そう、3階まである観客席で、我々が座る1階席として準備されていたのは、会場内の1階部分を埋め尽くすほどの大量のパイプ椅子。
それらが綺麗に並べられており、座るべき主が来るのを今か今かと待ち焦がれていました。
うわ〜、ECLAIR達から前もって聞いていたとはいえ、こうやって実際に目の当たりにするとなんとも微妙な光景だ…
これがアーティストの憧れの地の観客席か…
まぁどうせライブが始まったら立ちっぱなしになるんだから、ぶっちゃけ椅子なんてどうでもいいといえばそれまでなんですけどね。


とりあえずこのまま通路で立ち止まるのもよろしくないので、さっそく席へ向かいました。
しかしパイプ椅子に座るのってあの地獄の監禁生活後に行った入社式以来だな…と思いながら席にたどりついたところ、ちょっとしたことに気付きました。
このパイプ椅子、動かないようにパイプ椅子同士でしっかりと固定されてます。
だよなぁ、ライブってリズムに乗ったり飛び跳ねたり回転したりするんだから、がっちり固定しておかないとパイプ椅子が動いちゃいますからね。




さて席に着いた我々。
その席はステージに結構近い&思いっきり正面という好ポジション。
おお、いい席ゲットしたなぁ…
ちなみに今回は通路側から
「ECLAIR」「Seraph」「RYU」「3510」「SPmaster」
の順に座ることにしました。
んでさっそく着替えたりサイリュームを装備したりと各自それぞれライブの準備を始めました。
もちろん私も色々と準備をした結果、上は半袖Tシャツ1枚、右手に前回のライブで使用したペンライト、左手に会場前でもらったサイリュームを装備しました。
SPmasterライブフォーム、再び見参!
前回のライブに比べると装備できるものが少ないので、今回はこれだけです。
また前回は初めのうちは首にタオルを巻いていたのですが、ライブが始まって数分でほおり捨てた記憶があったので今回は装備しませんでした。
ちなみに私のとなりに座っている3510ですが、みんなが軽装になる中なぜか厚着をしてました。
理由を聞いてみると、どうやら下に「狩魂」と書いてあるTシャツを着ているため脱げないとのことです。
一応本人はノリで着てきてしまったらしいのですが、いざ会場でお披露目となると萎縮してしまったようです。
なんだかもったいないなぁ…
距離が距離なわけだし、頑張って飛び跳ねてアピールすればもしかしたら3510達と同じモンハン好きであるゆかりんにつっこんでもらえるかもしれないのに。
ちなみに、だったら狩魂Tシャツを脱いで少しでも薄着にすればと提案してみたところ、さらにその下に「KOTOKO」と書かれたTシャツ着てるから無理と返されました。
えっと、君は今、誰のライブに来てるんだっけ?
てか、この場でKOTOKOTシャツ姿になったらヘタするとピンクハッピの方々にフルボッコにされるんじゃね?
そんなわけでこの後3510は、ライブ終了時までずっと厚着のままでした。






そんな感じに我々がいそいそと準備していたとき、私の右側の席の方々がやってきました。
ライブ参加2回目の私が言うのもなんですが、なんかライブ初参加のようでえらいはじゃいでました。
まぁそれはいいのです。
確かに初参加、おまけに盗み聞ぎってか声がでかくて聞く気が無くても聞こえただけですがその内容から判断するに結構なゆかりん好きらしいので、はしゃぐ気持ちもわかります。
でもね、でもね、まだライブが始まってもいないのにいきなり人のすぐ隣でヲタ芸やんなよ。
当たってるから!
座ってる私に肘がガッスンガッスン当たってるから!




まぁライブ中ならどうでもいいことですが、まだ始まってないのに少々気が早すぎないかい?
大抵の事は笑ってやりすごす心の広い私ですが(な、なんですかその目は)、さすがにこれにはちょいといらっときました。
これはちょっと注意しますか。
というわけで、相手に聞こえるように手をバキボキと鳴らしてみました。
ほら、漫画とかでこうすると敵がよくひるんだりするじゃないですか。
だから効果あるかな〜っと。
まぁものは試しってやつです。
これで駄目だったら隣に座ってる3510に「周りの迷惑を気にせずに踊る奴って最低だよな〜」と話しかけようかなと思ってました。
いや〜、我ながらまわりくどいというか根暗なことしてますね。
ぶっちゃけこんな周りくどいことせずに直接注意した方が圧倒的に早いでしょうが、ふと悪戯心が芽生えちゃったので直接言わずにあくまでまわりくどくいこうと非効率的な結論に達しちゃたわけですよ。
うん、我ながら実にめんどうな性格だ。
すると私のバキボキ音が聞こえたのか、はたまた私に肘がガッスンガッスン当たってたことにようやく気付いたのか、さきほどまでヲタ芸を踊っていた奴がこっちを見た後、申し訳なさそうに座っちゃいました。


うそ!?
もしかして効果あった!?


十中八九効果があったとは思えませんが、もし本当に私のバキボキ音にひるんだとしたら、なかなかに面白い奴ですな。
てか、漫画とかでよくバキボキと景気よく鳴らしていますが、それってちゃんと意味があったんですね。(ぉ








さて、周りを見渡せば視界に必ずピンクハッピやピンクシャツが入るようになってきた頃、ついに武道館の照明が落とされました。
いよいよ2回目となるゆかりんライブの始まりです。










Program.4へ続く。