まもって守護月天!&まもって守護月天!再逢  総合感想

注:えっと、いつも通りネタバレありなので、見たくない方は別のタイトルへ飛んでください








































まもって守護月天!再逢のコミックス最終巻が出たので、せっかくだから少し語ろうかと。




とりあえず、再逢の最終話まで読んで真っ先に思ったこと




「シャオを守護月天の宿命から解き放つ」という話はどうなったんですか?




これをスルーしちゃ駄目だろ!!
ある意味、この作品最大の問題だったのに!!
てか、どう解決するのか、個人的に一番期待してた部分だったのに!!




いや、私はこのことにどう答えを出すか、とっても楽しみにしていたのですよ。
なのに・・・なのに・・・
あれだけ散々引っ張っておいて・・・
確かにハッピーエンドっぽく終わってますよ。
でもね・・・




結局、シャオを守護月天の宿命から解き放ってあげない限り、いずれ太助が死に、シャオが悲しみ続けるだろうって未来は変わってないんだよ!




なので、自分にはどうもこの終わり方がハッピーエンドに思えなかったです。
しかも、
「え、これで終わり!?」
と素で驚いてましたよ。
前にも述べたとおり、一番の問題をスルーして終わってるし。
人気はあったはずだし、もっと続けられたんじゃ・・・
やっぱ本人が描いてないのがまずかったのか?


なのでいろいろ考えた結果、こういう考えに行き着きました。


ここで終わらせたのは、あくまで再逢での話。
そう、まもって守護月天!の最終話というわけでなく、まもって守護月天!再逢の最終話ということです。
最終回にした理由として考えられるのは、みねねさん自身がついにやる気になったということです。
ですが、さぁ描こうとなったときに問題が起こりました。
それは、絵です。
再逢は第4話からはずっと今の絵で続けてきてしまったため、もう読者には、「再逢はこの絵なんだ」という考えが植えつけられてしまっています。
そこで、いきなり昔の絵に戻してしまったら、読者が激しい違和感を覚えて、絵の違いに混乱してしまう可能性がありました。
なので、再逢は今の絵のままで、最大の問題を残したまま話を終わらせることにしたのです。
そして残る最大の問題を解決するために、まもって守護月天の最終章をみねねさんが描く、と。


こう考えれば、再逢があのような終わり方したことにも納得できますよ。
すべては最終章への伏線だったわけですよ!


そう、かなり大まかにまとめると、


まもって守護月天!」では、
・シャオの宿命を知った太助は、シャオをその宿命から解き放つことを約束する。
・守護月天という自分のあるべき姿が、無自覚のうちに少しずつ変わり始めていくシャオ。
・太助がシャオに告白する。
・シャオが恋愛感情を少しずつ理解し始めたことによりシャオに施されていた封印がとかれ始めた


まで話が進み


続編の「まもって守護月天!再逢」では、
・3精霊の過去が判明した
・シャオが太助の告白の返事をする。「私も大好きです」と。
・太助がシャオの封印を解いた


という所で終わりました。




お膳立ては十分です!
舞台は整いました!!










さぁ、今こそ、みねねさん自身の手による、シャオを守護月天の宿命から解き放つための、まもって守護月天!最終章を!!



























って、無理に決まってるからな私_| ̄|○




まぁ、上のは冗談としても、なんとか続編出してくれませんかね?(まだ言うか






んで、ここまで書いて、まもって守護月天!再逢の総合感想というよりは、最終話の感想であることに気付いてしまった2×の夜。




総合感想としては、



やっぱりシャオは萌えますなぁ(*´Д`*)ハァハァ



いや、やめて。石や岩を投げないで!


だって、真面目に感想書こうにも、
ストーリー、絵、すべてにおいて、まもって守護月天!の頃より見劣りしている
としか言えないんだもん・・・


まぁ、いろいろ言いながらも、途中で投げ出すことなく最後まで読み続けましたけどね。
なんだかんだ言っても好きですから。
まもって守護月天という作品がw
だからこそ、ちゃんと話をまとめてくれる続編を望んでるんですけどね(またそれか